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べーぐる🥯
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べーぐる🥯
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べーぐる🥯
べーぐる🥯
べーぐる🥯
べーぐる🥯
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彼は
毒によって命を落とした。
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彼はとても輝やかしい人だった。
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彼と出会ったのは何時だっただろう。
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何年…いや、何十年も前だったかな。
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俺とそう年齢は変わらない。
でも、俺より遥かに優れていた。
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そんな彼が憎たらしかった。
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でも、彼の実力は確かで
どんな時も側にいては
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必ず俺を守った。
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俺は憎かった。
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俺より歳下の癖に
俺より優れていることが。
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そんな俺は1つの行動に出た
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ほんの出来心だった。
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空気が凍ったような気がした。
もしかして、俺が毒を盛ろうとしてるの…
勘づいたのか…？
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自分でも声の震えに気づく位だった。
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彼は俺より手練だから気づいてるはず
だが、彼は言及してこなかった。
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結局その日は毒を盛らなかった。
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あれから何年も経った頃
俺は毒を盛ることさえ どうでも良くなっていた。
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あの頃が子供過ぎただけ。
特に会話もなく食べ進める。
その時だった。
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昔と全く同じ質問。
彼はあの時のことを覚えていたのか…？
俺は迷いながらもこう答える。
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またこれで誤魔化せるだろう。
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図星だった。
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いつ裏切られるのか心配だった。
昔からいる家臣はこいつ以外裏切った。
色んなことが脳裏に浮かぶ。
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気づいたら泣いていた。
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彼はその場で俺をじっと見ていた。
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あの後、yaは死んだことを告げられた。
信じられなかった。
俺が生きることができた毒に
彼が負けるはずがない。
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今更勝てるところを見つけたって意味が無い。
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そうだ。
彼が居たから俺はここまで登り詰めたんだ。
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空には流星が輝いていた。
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『流星を見たんだ』
fin
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