テラーノベル
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気付けば終わっていた 雑やけどそこは堪忍な なんて苦笑いされた.
この人子供の予防接種とか向いとるん ちゃうかと思ってしまった.
話し込んでいたら終わっていたのだから .
流石に立川基地から 自宅基地までの道のりは分かる.
そう言い立ち去ろうとすれば また腕を掴まれた . 2回目だ .
保 科
自分でも認める 間抜けな声を出したと思う いや 保科は知っていた 亜白ちゃん が任命した 副隊長 やねんから .
びっくりするのも違和感は無いだろう?? まぁ ちゃんと 連絡先は貰ったのだが .
帰り際 彼と出会う前を思い出していた
後ろを振り向けば誰も居ない、 経験したこと有るだろうか . とても不安になる.
私だって一人の人間だ .
怖いもの一つや二つくらいある .
背中ががら空きというのも この職業柄 危ない .
まぁ 思っても言えないのだから 忘れよう .
雨に打たれながら歩くのは楽しい .
傘を貸すと言ってくれたが 返しに行かなければならない .
もう会うつもりも無いので 遠慮した .
手当に使われた ガーゼが少し剥がれる .
怪獣の生臭さ が鼻にまだ残っている .
彼の優しさが傷に染みている .
気がする .
コメント
3件
はーーーん語彙力豊富すぎて見やすい💥💥💥