🩷桜鬼❤️

、、いいのか、、？

ないこは別に赤髪だからどうとかいう訳じゃないんだもんな、、

俺が赤髪ってバレなければいいのか

バラしたら何でバラせたかって話になって

初兎さんたちがバレるもんな、、

そんな申し訳なさそうな顔すんなよ

表情崩さないようにしてんのバレバレすぎる

、、だけどご飯作ってもらってるし

ソファで寝かせんのもな、、

犬みたいだな

！ダメダメ！！！

辛気臭いのは嫌いでしょ！

服を置きに行こう

なんか一人で喋ってたな

なんだなんかいるんかやっぱあそこ

それともないこが普通にヤバいやつか

、、ありえるの草

明日も学校だしちゃんと寝ないとね！！

眠すぎる、、

なんか、どっと疲れたな、、

ないこが来てから、、信じられないことばっか、

これがいい事なのか悪い事かはわかんないけど

今はちょっと、、楽しいかも、、

そう言って軽く口付けを落とした桜鬼

ふわっと紅葉の少年から

椛の香りがした

なんだか、、今日はぐっすり眠れた

なんでだろ、

隣にいたのかな、、？まだ暖かい

触れるなとは言ったけど、、

、、いい匂い

同じシャンプーとか使ったはずなのに

今の季節にピッタリだね

今日の朝ごはんは何かな、、

ありがとうって言うだけでこんなに目をキラキラさせる

本当に犬みたい

ぱんけーき、、

昔1度だけお父さんとお母さんと言った喫茶店で食べたな

ふわふわで大きくて

食べきれなくて、、笑

お父さんに食べてー！って

懐かしいなぁ、、

しまった、、つい

こんな美味しいパンケーキ喫茶店ぶりだから、、

美味しすぎる、、

行くギリギリまで食べよ、、

行ってきますってまた言えた、、

よかった、、ぁ、、、

隣に立っている大きい家へ向かう

ぴーんぽーん

毎朝隣の家に住んでる幼馴染を起こさなきゃいけない

ほとけという幼馴染は寝起きがとても悪い

兄である悠佑が起こそうにも全く起きない

まるで眠る時に結界でも貼っているようだ

だが今はほかはわからないが

他ならぬこの

紅葉家の男児は、何故かほとけを起こすことができる、

単なる友情かもしれないが

なにか、

ズカズカと自分の家のように入っていく

、、、さすがだな

まじこいつ起きねぇな

スタスタと一直線にほとけの部屋へ行き

ゆっさゆっさとほとけを揺らすりうら

ﾊﾞﾁｨﾝｯｯ

バチンと音を立ててほとけの頬を引っぱたくりうら

、、、痛そう、

全く髪整えないのなんなん

ずるいよな

なんかいい感じになるの

ずるいわ

おじいちゃん、、、

ほとけっちって1回も父母の話ししないし

話すのはおじいちゃんのことだけ

だからっておじいちゃんの事が好きなわけじゃないみたいだし

、、なんならあの家、2人以外の誰も見た事ない

あんなに大きいお屋敷なのに

でもたまに誰かいる気配がするんだよな、

でも言っちゃ悪いけど

りうらはあの気配がすごく嫌だから

それを感じる時は絶対にあの家に入らない

教室に入れば先程までの無邪気なほとけはいなくなる

そうするとりうらもまた静かになり

誰とも話さない

教室の隅でちょこん.と座り

誰とも話さず目も合わない

変わり者が完成する

、、のだが

あそこにいるクラスメイトの女子たちの会話が

りうらには聞こえてしまうみたいだ

やばいやばい話かけちゃった、、

うわああああ、変な敬語使っちゃったし！

もう嫌だ、、絶対やばいこれ

いやてか初兎さんが来る可能性がある時点でやばい

終わった

確定演出草

めちゃくちゃ顔に出るりうら

あの二人が来るのがそんなに嫌か

、、ほんとわかりやすい

、、そうだね

そう言って軽くりうらの頭を撫でるナニカ

なっ！！？？

誰にも聞こえない俺らの喧嘩

、、俺達は誰なんでしょう

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