リューエル
はぁ~あ、
何も無い生活に溜息を付く。
アウベル
珍しいな。
リューエル
は、何が?
溜息なんざ結構付いてんのに、 珍しいもあるか…?
アウベル
いや、そのつまらなさそうな溜息がね。
アウベル
君にしては、珍しいって思った。
リューエル
あ~~……
リューエル
要は溜息付いてる内容が珍しいって?
アウベルは そうだ と言うように頷く。 何もかも見透かされてるようでムカつく。
リューエル
はいはいそ~っすか、
リューエル
……さてと、
ちょっくら散歩してくるよ。 そうアウベルに伝えて、寮を出た。
アウベル
………
アウベル
無理は、するなよ。