主
主
さつき(ママ☆)
主
さつき(ママ☆)
主
さつき(ママ☆)
主
主
さつき(ママ☆)
主
さつき(ママ☆)
主
さつき(ママ☆)
雨乃こさめ
こさめが院長さんの話を遮る。
病院の人
雨乃こさめ
雨乃こさめ
まぁ、こさめが混乱するのも無理はない。 こさめが俺の過去なんて知ってるはずが無いからだ。
病院の人
病院の人
病院の人
多くの人々から向けられる哀れみの視線と、 死人(母)に対する侮辱の言葉。
思い出すだけで目眩がしてくる。
桜我らん
今はもう終わった事だ。
雨乃こさめ
雨乃こさめ
病院の人
気を使ってくれたのだろう。 ありがたいが、少し気まずく感じてしまう。
雨乃こさめ
ん?言い方がおかしい。 まるで、こさめが病院に住んでいるかの様な言い草だ。
病院の人
雨乃こさめ
病院の人
雨乃こさめ
こさめは院長さんを睨むように見つめる。
病院の人
雨乃こさめ
話に追いつけない、そしてとても気まずい。 こさめと院長さんの間には、何か会ったのだろうか。
桜我らん
病院の人
彼はそう言って、一言も喋らない。
桜我らん
下から覗き込んだ彼の顔は酷く歪んでいて、 苦虫を噛み潰したような表情をしていた。
桜我らん
雨乃こさめ
とうとう耐えられなくなったのかこさめが問う。
病院の人
病院の人
すると、泣きそうな顔で彼は俺を見つめて、
病院の人
病院の人
そう言った。
病院の人
病院の人
俺は少し放心状態になってしまった。 精神に異常をきたす程とは、どれほどなのか。
想像すらつかない、未知の領域。
病院の人
病院の人
桜我らん
「聞かない」という選択肢。
きっと、俺が選ぶべきはそっちだと思う。 精神に異常をきたす可能性なんて怖すぎる。
でも、何故か。
「捻くれたって、本質は変わんない」 「らんくんはらんくんのままだっ!!」
そんな声が脳裏をよぎって
自然と答えを口にしていた。
桜我らん
桜我らん
桜我らん
……ありがと、「こさめ」。
主
さつき(ママ☆)
主
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さつき(ママ☆)
さつき(ママ☆)
主
主
主
主
さつき(ママ☆)
主
主
コメント
2件
うおお!ストーリー好きすぎる…