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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ヨナ

ふぅ。

グク

間に合った(*´︶`*)

ヨナ

ぎりぎりだったけどね笑

グク

挟まるかと思った、怖かった、、、

ヨナ

次はもうちょっと早く家を出ようね。

グク

うん!

こうやってすぐ立ち直ることも、子供みたいで可愛いなあなんて。

ガタンゴトンガタンゴトン

ヨナ

おっと

電車の揺れで私の体制が崩れた。

グク

大丈夫?

グクが片方の手で私の体を支えてくれた。

時間ギリギリだったから座る席取れなくて、手すりを掴んでいる。

ヨナ

だいじょぶ、ありがとう、朝の満員電車って嫌だよねぇ‥‥‥。

グク

某国民的アニメのお父さんたちの気持ちもわかる気がする‥‥‥笑

ヨナ

それなあ!?笑

私が思わず大声を張り上げると、周りにいた人達が一斉にこちらを見た。

ヨナ

あっ、あ、なんでもないです、すみません(´-﹏-`;)

また、周りの人達は違う方向を見始めた。

グク

ぷっw

ヨナ

ちょっとー!?笑わないでよ
( ˵ ° ~ ° ˵ )

グク

だってwなんか子供だなってww

ヨナ

グクに1番言われたくないから!!

グク

僕はっ、こういうキャラだから?もともとね!(づ ̄ ³ ̄)づ

ヨナ

くう〜!

こんな他愛もない会話も、実は楽しかったりする。

グクといることが何よりも幸せで、楽しくて‥‥‥‥‥‥。

家族とでは経験できなかった。 友達とでは経験できなかった。

電車の車内アナウンス

次はー〇〇駅ー〇〇駅ー

ヨナ

あっ、降りなきゃ。

グク

あっという間だったね、

会社のあるこの街、△△市は私達が住む街よりずっと都会で、高いビルが建ち並ぶ。隣町だけど、結構違うものなのだなといつも思う。

グク

やっぱ都会だよねー。

ヨナ

そう!笑それ私も今思った。

グク

だよね?笑、仕事以外でさ、今度休みの日にこの街に来て散歩とかしない?

ヨナ

ああ、いいね!それ!

グク

やった(つ✧ω✧)つありがと!!よーし!仕事頑張るぞ!!

ヨナ

頑張ってw

大げさなんだから!!!(笑)

ヨナ

何か忘れてる気がしない?

グク

そういえば、確かに‥‥。でも、忘れるくらいのことだから大したことないんじゃない?

ヨナ

まあ、そうだね!

おはようございまーす!

グク&ヨナ

‥‥‥‥?

上司

( ^ω^)

グク&ヨナ

あ‥‥‥‥‥(察)

私達は、大事なことを忘れていた。

もう遅いけど。

上司

えーと、パクさん(ヨナの名字です)、チョンさん、後で私のところ来てくれるかい?

グク&ヨナ

‥‥‥‥‥‥‥‥はい。

(後から聞いた話だけどこのとき、上司は違うことで他の社員に怒っていたんだって!だから異様なあの空気が‥‥‥‥‥)

上司

こんな状況下で申し訳ないのだけれど、新入社員を紹介する。

上司

キムさん。

はい。

声にも聞き覚えがあった。声までと来るとだいぶ信憑性が‥‥。 でも、違うよね?違うか‥。

そして、皆が上司を囲み、群れている中からスタイルの良い男性が出てきた。

そして、後ろ姿しか見えなかったけど、前を向いて顔もわかった。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥え?

テヒョン

僕は、この4月からこの会社に新入社員としてやってきました。上司からもありました。キム・テヒョンです。以前にも社会人経験はありましたが、この会社では初めてで、いろいろルールとか仕事のやり方とか教えてくだされば嬉しいです!どうか皆様よろしくお願いいたします。

上司

ということで、君たち、キムさんと仲良くしてやってくれな。で、キムくんに仕事を教えるお世話係、教育係はパク・ヨナさんとなりました。

ヨナ

えっ、!?ちょっ、

上司

ということでお世話係、教育係になったパク・ヨナさんに拍手〜!

ヨナ

聞いてますかっっっ!!!

ヨナ

えっ、はっ、え?

頭が追いつかない。

単刀直入に言うと、この人は私の元カレ。高校生のときの。

元カレが私の職場に新入社員として来る? しかも私が教育係とか‥‥‥。

ありえないから!!!!

上司

じゃ、他の人達は自分のデスクにもどっていいよ。ヨナさんは待ってて。

自分もデスクに行こうとしているグクにこっそり言われた。

グク

良いの?教育係とか。

グクも勘付いたみたい。 私、前グクにも元カレのこと話したもんね。

ヨナ

良くないけど、今更断りなんかできないよね?しかも、朝遅刻してきたのにお願いなんて出来ないよ!!(泣)

グク

、僕が側にいるから、自分の口で、ダメ元でも、伝えてみたら?

ヨナ

、、うん。

グクの言葉に背中を押された。

ヨナ

あの‥‥、、

上司の肩を叩いた。

上司

、?ヨナさん、どうしたの。

ヨナ

私、なんでテヒョンさん‥‥の新入社員の教育係なんですかね‥‥?

グク

(そのまんま過ぎる!!)

上司

1番は仕事が出来るからかな。頼んだ仕事は丁寧に終わらせてくれるし、取引先からの評判もいいんだ。

ヨナ

は、はい‥‥‥‥

上司

そして、グクさんと付き合えたのは、その時、君が教育係であったからなんだ。グクさんは、人見知りと聞いていたのに、ヨナさんと一緒にいるグクさんはとても楽しそうでね。まるで気を使わない、そんな先輩になれるという一面が見れた。だから今回も、大事にしたい人材として、君に教育係になってほしいんだ。

ヨナ

は、はい、、。

よくわかんないけど、褒められてるんだよね?でも、「テヒョン」の教育係はやりたくない!!

元カレの教育係やるとか気まずすぎるから!!

ヨナ

でもでも、今日みたいに遅刻することだってあるんですよ?そんな人が教育係を‥‥‥

上司

そこは見逃してやる。他の場面ではとても優秀だからな。外せないんだよ。お願いだ。

つ、強い視線を感じる。。。。。 断われないな。

ヨナ

仕方ないですね‥‥‥。分かりました。

もう、これからどうやって接しろっていうの┐(‘~`;)┌

グク

‥‥‥‥‥‥‥

グクは、何も言わず、ただ、私の肩に手を添えた。

ヨナ

どうしよ、、笑

グク

ヨナ、これだけは忘れないで。僕はいつもヨナのすぐそばにいるってことを。

ヨナ

ぐ、グク(。ノω\。)

後ろにいた女性社員たちが今キャッとなったの、見逃さなかったからね??

グクの優しさにまた気付けたし、いい経験になるのかな?だといいけど。

一方、テヒョンは

テヒョン

わあ!ありがとうございます!綺麗なお花✿

新入祝い(?)にお花貰ってた。

というか、めっちゃ顔かっこよくなってるじゃん。

高校時代も、よく学校一イケメンを騒がれていたな。

そんなテヒョンとなんで付き合うことが出来たんだっけ?

よく覚えていていないんだけど、多分テヒョンの人柄だと思う。

子供とか、お年寄りに優しくしているのを見て心惹かれたような。

告白がてらそれを本人に言ってみたら、「僕、自慢じゃないけど顔が良いだけで女の子に告白されてた。イケメンとか彫刻みたいな顔で素敵とかかっこいいからとか。でも、君みたい僕の性格とか内面まで見てくれて好きになった子って初めてかも。」と言われてあっさりOKされた。

それからというもの、テヒョンとはいろいろなことをした。

水族館行ったり、遊園地行ったり、カラオケ行ったり、おしゃれな場所行ったりとか。

全部の思い出が宝物だったし、楽しかった。

でも、それはテヒョンといる時だけだった。

学校ではいじめられた。

理由はよくわかんないんだけど、当時の私は、陰キャで大人しくて芋で可愛くなくて、そんな人と一緒に学校一のイケメン、人気者といるのが気に食わなかったのだろう。

靴箱にゴミ入れられたり、机に落書きされたり。

屋上では暴力振るわれたり、カッターキャーとか。

教室の窓ガラス割ったの私のせいにされたりとか。

出したら出しきれないほど。

でも、自分はテヒョンに嫌われたくないからいい子ぶる。隠す。

言いたいことが言えない私は素直に「違うの」とか「〇〇がやったの」とか否定出来なかった。

全身痣だらけになった時に、テヒョンに「隠さないで話して」と強くねだられたけど、私はキレるまで隠した。

強い言葉を浴びせた。

もし、暴力をふるわれたことを言ったら、もっといじめが酷くなると思ったから。

テヒョンは傷付いたのにね。

いつだって私は自分勝手だから。

それから、あれからずっと今まで、顔を見ていない。

私はたまたま親の転勤で転校した。ちょうど良いタイミングで。

いじめからは逃れられたけど、テヒョンとは和解してない。

それがずっと心残りだった。

でも、少しでも忘れたくてまた彼氏を作った。

でも、グクのことは本当に好きになったから。

このまま、結婚したいけど、今、結婚するのは少しまずいよなと思って、なかなか前に踏み出せなかった。

職場にいることを忘れて、延々と考えていた。過去を振り返っていた。

テヒョン

あのー、、すみません。

テヒョンに声をかけられた。

ヨナ

あっ、ごめんなさい。パク・ヨナと言います。よろしくね。

テヒョン

、、、はい!よろしくお願いします!

ヨナ

(^^)

私達は、他人のフリをする。

過去のことをなかったことにしていいのかはわからないけど。

今だけ。ここでだけだから。

許して。

私駄目だよね。

でも、今の私なら全て打ち明けることができると思うから。

神様はきっと、良いチャンスをくれに来たんだ。

たる

はい!

たる

一応これ第一章でした!w

たる

1話のこれが日常〜このお話まで!

たる

第一章 全ての始まり

たる

が、終わり

たる

第二章 他人として

たる

が、始まります!!

たる

ごめんなさい、タイトルのネーミングセンス全く無いんですけど
(๑´•.̫ • `๑)

たる

長かったですよね!?

たる

次からは、もう少し短めに終わらせます🥺(フラグ)

たる

第一章が終わったので❤400で第二章にいきます(無理だろ)

たる

試しに(笑)

たる

ちなみに、話の中の教育係についての説明なのですが、教育係というのは会社の新入社員のお世話をする人のことです。ただ単に仕事を教えるだけではなく、一緒に昼ご飯を食べたり……(違ったらすみません!)お世話係のことを教育係とこちらでは言わせていただきます!!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

2

ユーザー

長くてもいいです笑笑 めっちゃ次楽しみです!

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