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タクシ
はぁ...
あさみ
どうしたの？元気ないね。
タクシ
最近仕事が上手くいかなくてさ...
あさみ
大丈夫だよー笑
きっと上手くいくって！
ほら、元気だして？
きっと上手くいくって！
ほら、元気だして？
タクシ
...
あさみ
ん〜...
あさみ
あっ！
タクシ
？
あさみ
ねえ、知ってる？
あさみ
夜中、真っ暗な中で黒猫を見つけると
あさみ
その黒猫が喋って、1つ願いを叶えてくれるって話！
タクシ
そんなの、ただの噂話だろ？
タクシ
本当なわけないじゃん、黒猫が喋るなんて。
あさみ
それが本当なんだって！
あさみ
なんでも、田中社長が社長になったのは
仕事帰りに例の黒猫にあって、噂を知ってた田中社長は
試しに黒猫に社長になりたいって願ったからだそうよ？
仕事帰りに例の黒猫にあって、噂を知ってた田中社長は
試しに黒猫に社長になりたいって願ったからだそうよ？
タクシ
田中社長も下手な嘘つくよなぁ、、、
あさみ
も〜！！何事も信じてみる事が大事なのよ？
タクシ
はいはい。
タクシ
(今日夜帰りか...)
タクシ
(よし、意地でも黒猫を見つけ出して、そんなの嘘だって
あさみにぎゃふんと言わせてやる...！)
あさみにぎゃふんと言わせてやる...！)
〜帰り〜
タクシ
あ〜、疲れた
タクシ
よし、黒猫でも探すか
～30分後〜
タクシ
(もう30分も経ってる...そろそろ帰るか。また明日にしよう...)
ガサガサッ...
黒猫
ニャ〜...
タクシ
え？
黒猫
ニャ〜...
タクシ
黒猫...？
タクシ
おいで〜...？
黒猫
なんだ
タクシ
うわぁぁぁ！
黒猫
うるさい。そんなに驚くな。
タクシ
あ、はい。すみません...
タクシ
あの〜、願いを1つ叶えてくれるんですよね...？
黒猫
あぁ、知ってたのか。
黒猫
そうだ、俺は願いを1つだけ叶える。
タクシ
じゃあ、1つお願いしてもいいですか？
黒猫
あぁ、なんでも言うがいい。
タクシ
僕を、〇〇会社の社長にしてください！
黒猫
本当にその願いでいいんだな？もう取り消す事は出来ないぞ？
タクシ
...はい。
黒猫
よし、願い聞き届けた。お前のその願い、叶えよう。
黒猫はいなくなった...
〜次の日〜
タクシ
え...？
タクシ
どうして...まさか、昨日の猫...？
あさみ
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通話
05:17:11
タクシ
嘘だろ...？
タクシ
俺が次の社長だなんて...
タクシ
社長の遺書に
俺に次の社長を継がせる
って書いてあったなんて...！
俺に次の社長を継がせる
って書いてあったなんて...！
タクシ
黒猫の噂は本当だけど...
タクシ
願いは叶えてくれたけど...
タクシ
まさか殺すなんて...！
タクシ
これは俺のせい...なのか？
〜次の日〜
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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