注意書き
iris nmnm 𝖼𝗉 青 × 桃
それではどぞ
...んん、
眩しい日差しがカーテンから覗き込んでくる
なんだ、まだ8時か。
眠いし二度寝でもしようかな。なんて考えたが、なんだか勿体ない気がしたからやめた
シャッ
うわ、っまぶし
カーテンを開けたとともに日差しが起きろ、と言わんばかりに強く照らしてくる。
折角の日曜日なのにな
そう考えながら、ベランダに足を運んだ。
ガラガラ
戸を開けたらやはり彼が居た。
おはよ
んお、おはよう、ないこ。珍しく起きてたんやね
そんなことを言ってる彼は、いつも通り煙草を吸っていた。
煙草、まだ吸ってるんだ
ん、まあな
..やめるって言ってたのに
んはは、笑そうやったな
...でもやっぱやめられへんかったわ
笑いながらタバコを吸う彼。
寂しげな横顔が見える
そんなに吸ってたら近いうちに死んじゃうよ、?笑
....
きょとんとした顔で俺のことを見てくる
死ねたら、いいのになあ
その言葉はなんだか冗談でないようで
なんでそんなに切なそうなの。なんて聞ける訳もなくて。
本気で返すことなんてできなかったから。
...おれのこと、全然見てくんないよね
冗談交じりの言葉を
彼に聞こえないように、そっと呟いた。