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tyetye
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これは三年ほど前のことです。 いつも通り学校に行ったのですが その日は仲の良い友達(莉亜)が休んでいました。
tyetye
友達
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割と遅刻の多い子ではあったのですが、 遅刻する時は必ず連絡してくるような子でした。 私は「そういうこともあるか」 と、その日はあまり気にしないようにしました。
友達
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tyetye
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結局流れで莉亜の話はなくなりました。 どこか三人とも莉亜の話題を避けるように。 その日の学校は難なく終え、私が衝撃だったのは、 その次の日のことでした。
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後輩
明也先生
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後輩
明也先生
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後輩
先生に連れられて、そのまま職員室に着くと、 個別の客室でいくつか話を聞きました。
莉亜が転校することになったこと。
他の友達二人には同じように話したこと。
他の人には話してはならないこと。
莉亜の『助けて』について忘れること。
tyetye
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明也先生
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明也先生
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珍しく険しい顔で話す先生が少し怖くて、 いつものように笑った先生に安心して。 莉亜のことはもう深追いしないと心に決めた。
tyetye
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