さと💗くん体調不良パロ

苦手な人はバイバイ

それではどうぞ

今回は嘔吐表現ないです

自分で言うのもあれだが

俺は完璧だ

勉強も

スポーツも

人間関係も

全て上手くいった

それが夢だった。

色んな人を助け、

頼られ、

誰から見ても

完璧超人な俺。

誰からも愛され、

誰からも頼られ。

でもその分妬まれることも

少しはあったが

全てを優しく論破してあげた

小学校からの夢が

高校に入ると同時に

叶ったのだ。

だけど、その分

頼れることが

出来なくなってしまった。

無理をすることが

増えた

その日は

とことんついてなかった日だった

その日はいつもよりだるかった

だけど当たり前。

それくらい

我慢できるもん

気持ち悪くても

絶対に吐かない

綺麗に保った部屋を

汚したくなかったからだ

俺はいつも通り

ご飯と味噌汁を食べた

両親は数年前になくした

俺が完璧になる理由が

両親達のためなのに、、

でも、いなくなったからって

辞める訳にもいかなかった

いつもあいつと学校に行く

理由は

「さと💗くんと行けば遅刻しないじゃん」

だそうだ。

ころ💙は女子並みに可愛い

だけど運動神経抜群

ギャップってやつ？

ころ💙は抱っこされるのが

好きらしい

頭、、痛い、、、

彼女たちの声が

耳に刺さる、、、

頭、、

痛い、、、

頭が、、、痛い、、、

はぁ、

声が

聞き取りずらい、、、

倒れそう、、

いや！ダメだ！

これくらいで

迷惑をかけては、、、

、、いけない

何とか今まで隠してきた

あと、1時限、、

だけど不運なことに

体育だった

ポン！

ﾄﾝポン！

いつもよりかは

スピードが落ちたが

ダンクシュートは一応できた

良かった…

ぴっぴっぴ〜

お、わった、、

もうだいぶ、、げん、かい、、

この光景を見た僕は

なんだか、、すごく

取り残されたような

不安な気持ちになった…

まだ歩くのか？

腹が痛いから

早く帰りたいのに…

あれ起き上がれない…

なんにも喋れない…

調子者

咳が出るし、、

感情のコントロールが出来なくなってきた、、

みんな、、

何やってるの、、、

俺、

迷惑？、、、、

ん、、

ここ、俺ん家？

話し声が聞こえる…

俺はいつの間にか

ころ💙の口を塞いでた

僕とさと💗くんは

小学校からの仲だった

でも、

小学生の頃

突然真面目になった

なんか夢があるのかな？

昔はそう思ってた

その時、彼は言ったんだ

完璧な人になりたいんだ

その時から遊ばなくなった

逆に勉強するようになった

中学の頃

さと💗くんの両親が

亡くなった

彼はその頃から泣かなくなった

中3の頃

いじめられてた僕を

助けてくれた

彼はその時から頼らなくなった

高校になってから

みんなと出会った

楽しいことも沢山した

でも、僕から見ると彼は

心が晴れてないように

思えた

溜め込みやすいとわかった僕

いじめられた時にさと💗くんと

誓ったんだ

無理はさせないと

だから僕も返した

僕も誓う

高校になってから

楽しすぎて気づかなかった

さと💗くんが

無理をしていたということに…

俺はこの時初めて知った

みんなに迷惑かけないことが

迷惑なんだって

おまけ