この作品はいかがでしたか?
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コメント
8件
りうちゃんが泣いてたとこ僕も一緒に真面目に泣きました
めっちゃ好きです!続き楽しみにしてます!
すげえぇえぇ!!!! なんか言葉とかめっちゃ上手いし、 たわいもないって初めて聞いた( 結局ググッたけどw ストーリー性がすごいあってはむ みるちゃんの小説めっちゃ好き!
みる
みる
みる
みる
みる
りう
ない
みる
みる
みる
みる
みる
みる
みる
みる
みる
みる
みる
みる
みる
みる
みる
⚠︎注意⚠︎ 通報やめて… 赤組が苦手な方は見るのをおすすめしません R18ではないので気軽に見ていただいて だいじょうぶです👌 少しでもいいなと思ったら いいねお願いしますm(_ _)m
出会いは突然あるというが
別れは突然来るのも例外では無い。
運命なんて信じたって 意味なんてないんだ
運命は自分で掴み取る物。
今までの積み重ねや、努力のおかげで 運命とはなるものなのだ。
だからこそ、掴み取った「運命」は 手放しては行けないのだ。
おれはそれを知ってしまった。 ″君のせいで″
そして、おれはそれを自ら
手放してしまったんだ__
″君″という「運命」を
出会いは本当に偶然だった。
大学2年生の5月。 少しずつ本格的に暖かくなってくる季節。
りう
りう
ほんの少し似ていたから 興味を持っただけ。
りう
今声をかけないともう会えないかもしれない 身体が勝手に動いていた。
重い足を必死に運ばせ″彼″の元へ向かう
りう
りう
そこまで走ってもないのに息切れが酷くなっている… 本当に悪化したんだな…
ない
ない
すごく不思議そうな目でおれを見てくる″彼″ まるで初対面のように。
りう
りう
人違いをしてしまい謝ったあと おれは元の場所に戻った。
りう
やっぱり本当に似ていた。 髪型は変わっていたが、桃色の綺麗な髪の毛 髪の毛の色よりも少し暗めの瞳。
きめ細かい白い肌にリップを塗っているんでは無いかと 思うぐらい綺麗な薄いくちびる。
おれは高1の冬あの唇に__
りう
りう
でも、本当に似ていた。 …本人ではなさそうだけれど。
りう
りう
りう
あんなことしたんだから…
りう
生徒
生徒
4年前の3月頃。 うちの高校では卒業式だった日。
高1の俺には無縁の日だったんだけど…
りう
りう
りう
2年は在校生のなんとかってやつで 卒業式に参加しなくては行けないけれど
1年生は普通に休み。 けれどおれは兄が卒業生だったため
母さんに半ば強制的に来いと言われ 卒業式に出席した。
りう
りう
りう
興味本位で入ってしまった。
りう
りう
おれはこそっとないこ先輩に近づくなり
りう
ない
ない
ないこ先輩を驚かし、そして、
りう
ぎゅっ
ない
抱きついた。
委員会も部活も先輩が入っていたから入った。 いわゆる一目惚れって言うやつ。
どんな時もかっこよくて 大好きな人。
りう
りう
ない
りう
ない
りう
ない
りう
俺の思う彼への好きと 彼の思う俺への好きは いつもちょっと違ってた。
ない
りう
ない
りう
ない
ない
りう
そうやってすぐおれを勘違いさせるような はったりを言う彼。
りう
ない
りう
ない
ない
りう
ない
りう
ない
″後輩として″かぁ… そう思うと少し残念だ。
りう
ない
りう
りう
ない
ない
りう
りう
りう
ない
りう
ない
ない
りう
しばらく俺たちはたわいもない会話をし 時間が過ぎていった
このままこの時が止まればと何度思っただろうか。
一分一秒がほんとに愛おしい。
ない
りう
ない
I
りう
ない
今…今しないと後悔する。 もしかしたらもう二度と会えなくなるかもしれない。
そう考えると止まらなくなって 体が勝手に動いて
りう
ない
ぐいっ…!!
彼の腕を力強く引っ張り こっちに引き寄せて
ない
気づけば
ちゅっ
ない
キスをしていた。
りう
りう
ちゅっ
ない
先輩は、突然の事で理解が追いつけず 呆然としている
だからずっとずっとおれと唇を つけたまんま。
その沈黙はしばらく続き
ない
ない
ない
ない
りう
ない
りう
りう
ない
りう
りう
りう
りう
りう
ない
I
I
I
I
ない
ない
りう
そんなに必死に隠すぐらい おれの告白は嫌だったんだ…
勇気を振り絞って言ったんだけどな… あのキスがまずかったのかな
あぁ…惨めだなぁ
ない
りう
泣かないように。泣かないように。 辛くなんかない。
りう
ちゃんと笑って。 泣いたら迷惑かけちゃう。
泣いたらダメ。泣いたらダメ。 泣いたら…ダメ…
りう
泣いたら…ダメなのにッ…
I
I
りう
りう
りう
ない
ぎゅっ
ない
ない
ない
りう
ない
ない
りう
ない
ない
りう
ない
ない
りう
ない
りう
我慢してた涙が溢れんばかりに出てくる。 待ってくれてるんだから。
行かなくちゃ。頑張らなくちゃ。
俺はしばらくそのまま泣きっぱなしで 動ききれなかった。
りう
りう
りう
りう
りう
馬鹿みたいに真剣に頑張ってた あの頃の自分を思い返すとなんだか笑えてきた。
必死こいて勉強勉強って。 先輩とまた一緒にいるれるようにって。
りう
所詮泣いてたおれを先輩は優しいから 慰めるために言った戯言だろう。
ない
りう
さっきの人だ… 俺さっきなんかしたっけ?
ない
ない
ない
高校の後輩だったりします…?