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ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
(シングルベッド2つだと思ってね...)
清々しい朝だ...
隣にいるのが甲斐田くんなら。
剣持刀也
不破湊
僕がふわっちの顔を軽く叩くと、ふわっちは何とも言えない声をあげた。
こうして、僕達はハワイに滞在して一日が経ったのだった。
剣持刀也
不破湊
昨日とは何の事かと言うと、僕が隣の甲斐田くんと社長の部屋から、甲斐田くんの「社長大好き!」という言葉を聞いてから、僕の秩序は崩壊し、社長を殺しに行こうとした時に、
ふわっちがかなり強引ではあるが、僕をベッドに突っ込み今に至るのだ。
剣持刀也
不破湊
剣持刀也
そう、僕があのまま起きていたら間違いなく血祭りだった。
高級リゾートホテルの夕ご飯を差し置き、眠りについたのが最善策だろう。
君は世界を救った。ありがとう、勇者不破湊よ。
剣持刀也
不破湊
これが、不破湊という男。
この後もちろんお咎めはした。
加賀美さんと甲斐田さんの部屋
(加賀美さん視点)
プルルルルルルップルルルルルルッ
加賀美ハヤト
甲斐田晴
加賀美ハヤト
(かなり仲が良さそうだな...同期の方でしょうか?)
甲斐田晴
(...ん?)
甲斐田晴
甲斐田晴
プツッ
(...仲が良さそうとかの問題じゃなくないか?)
これ、剣持さんが聞いていたら、最悪の事態しか考えられないな...
加賀美ハヤト
甲斐田晴
加賀美ハヤト
加賀美ハヤト
甲斐田晴
加賀美ハヤト
女の勘...
甲斐田晴
加賀美ハヤト
甲斐田晴
加賀美ハヤト
甲斐田晴
(ダメだこりゃ...)
加賀美ハヤト
(お母様強し。)
(ダイヤモンドヘッドだと思ってね...)
ホテルを出てからは早かった。
午前中はハワイといえばの観光地である、ダイヤモンドヘッドに行った。
(登頂は予約制だったので、それはできなかった。)
登頂でもないのに、記念に写真を撮ることに。(多分、皆旅行気分でおかしくなっている。修学旅行の時に、なんで買ったのか分からない木刀と同じ。)
海外の方
剣持刀也
僕は海外の方に、僕のスマホを渡してそう言った。
ちゃっかり甲斐田くんの隣を死守しながら。
甲斐田晴
剣持刀也
普段ならこんな事しない。絶対に朝食を抜かれた所為だ。
僕は甲斐田くんの肩に手を回した。
甲斐田晴
その瞬間、現地の方々からも何やら「Oh...!」という声が聞こえた気がする。
そして、驚いて僕を見ている甲斐田くんに、僕は渾身の優しい笑顔でこう言った。
剣持刀也
剣持刀也
甲斐田晴
随分とまぁ...可愛い声じゃないか。
だが、配信中でも、収録中でも、彼は偶に放送ギリギリではないかと思うくらいの声を出す時がある。
僕はそれにはずっとモヤモヤしている。
海外の方
ROF-MAO
その時、甲斐田くんも僕の肩に手を回してきたので、僕の顔は多分アホ面だったかと思う。
3枚程撮られ、僕は海外の方にお礼を言いに近づいた。
そこには甲斐田くんが顔を真っ赤に赤らめ、僕がニヤニヤしているというなんともまぁ、危ない雰囲気の漂う二人と、渦中の外にいる加賀美ハヤトと不破湊がいた。
そして、「未だ状況を理解できていません」と言ったような顔をしていた僕に向かってその人は、多分グッドラックの意であろうが、ドヤ顔で親指を立てた。
海外の方
そして僕は、その人に一世一代の「Thank you so much!!」を言った。
剣持刀也
(ハワイだと思って...)
さぁ!
これからは待ちに待った昼食だ!!やっほーい!
(僕のテンションがおかしくなるのは...許して欲しい。)
...っていうだけではないのだ。
僕の目の前には、ロコモコ、ガーリックシュリンプetc...お腹が減りすぎて匂いで酔いそうだ。
(僕は難儀な男だ...)
不破湊
剣持刀也
甲斐田晴
加賀美ハヤト
不破湊
加賀美ハヤト
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
不破湊
剣持刀也
加賀美ハヤト
(甲斐田さんと不破さんへの扱いが...全然違うw)(加)
甲斐田晴
甲斐田晴
甲斐田くんは、いつもの事のようにロコモコのハンバーグをフォークで突き刺し、僕に差し出した。
まぁ、要するに「あーん」である。
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
今甲斐田くんは、時差で照れているらしい。本当、僕の気持ちも考えてくれ。
だが、甲斐田くんが食べさせてくれたロコモコのハンバーグはとても美味しかった。流石本場。
剣持刀也
甲斐田晴
(照れてる甲斐田くん、可愛いなー...)
こう無性に思ってしまう時があるのは、僕が甲斐田くんに、何度も惚れ直しているからなんだろうな。
食べながら...
剣持刀也
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
加賀美ハヤト
甲斐田晴
不破湊
剣持刀也
不破湊
甲斐田晴
不破湊
剣持刀也
加賀美ハヤト
知ってるよ。君が、僕を年下として見ていることくらい。
剣持刀也
あぁ、ダメだ。 「大人扱いされたい」だなんて。
(ハワイだと...(以下略))
加賀美ハヤト
甲斐田晴
不破湊
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
加賀美ハヤト
甲斐田晴
不破湊
それから、僕達はハワイの観光地という観光地を虱潰し(しらみつぶし)でいった。
と言っても、行けたのはオアフ島位だけだったけれど。
(楽しすぎて、あっという間に時間が過ぎてしまった。)
加賀美ハヤト
不破湊
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
加賀美ハヤト
こんなに笑ったのは、あの時以来かもしれない。
僕とふわっちは、甲斐田くんと社長の茶番を見て、息が続かなくなりそうなほど笑った。
甲斐田さんと加賀美さんの部屋
(加賀美さん視点)
甲斐田さんはまた(多分お母様)に電話という名の進捗報告をしている。
甲斐田晴
「その人」とは多分剣持さんの事だろう。そうなると「同僚2人」というのは私と不破さんの事だ。
元々甲斐田さんの先輩だった私達の事を、気兼ねなく「同僚」と言っているのを見ると、可愛がっていたという事もありとても嬉しい。それは不破さんも同じだろう。
甲斐田晴
(あぁ、あの時の話か。)
あの時の私と不破さんは、今までにないほど空気でしかなかった。
「リア充早く爆発しろ」と思うしかなかった。
甲斐田晴
(名前は伏せているのか...)
無謀だろ。
甲斐田晴
(「好きな人と同室なんじゃないの?」みたいな事を言われたか...)
そんな事を考えていると、甲斐田さんは私にコソッと言った。
甲斐田晴
加賀美ハヤト
加賀美ハヤト
その後聞こえたのは、高い女性の声だった。
通話時間は、1時間半を超えた...
甲斐田さんと加賀美さんの部屋
(20時30分)
甲斐田晴
加賀美ハヤト
剣持刀也
甲斐田晴
加賀美ハヤト
不破湊
剣持刀也
(いいなぁ。僕より先に甲斐田くんのご家族に挨拶したのかよ。)
それより、今僕達はなぜ4人で集まっているのかというと、「暇だから4人で集まろう!」みたいな軽い理由なので、言うまでもないだろう。
不破湊
甲斐田晴
不破湊
剣持刀也
加賀美ハヤト
甲斐田晴
不破湊
剣持刀也
加賀美ハヤト
剣持刀也
加賀美ハヤト
僕の心情を察してくれた社長。流石かっこいい大人だ。
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田くんの真剣な眼差しに、何故か負けてしまった。
いや、もしかしたら、僕が甲斐田くんの瞳に何が写っているのかを、知りたかっただけなのかもしれない。
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
甲斐田晴
甲斐田晴
剣持刀也
僕の言葉を聞いた甲斐田くんは、悲しそうに、でも優しく笑った。
僕はこの時まだ、甲斐田くんのこの言葉を、真に理解する事ができなかった。
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
甲斐田くんは、僕に海水を手で掬って(すくって)かけた。
剣持刀也
甲斐田晴
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
こんな夜に、海で遊んでいる人なんて、僕達以外誰もいない。
その事実に、僕は優越感を感じていた。
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田晴
どこにつまづいたのか、甲斐田くんがつんのめって、それを僕が受け止めた。
剣持刀也
そこで、甲斐田くんの顔を覗き込むと、甲斐田くんは戸惑った様な、怯えた様な顔をしていた。
剣持刀也
甲斐田晴
剣持刀也
甲斐田くんは、後退りをした後、僕を置いて走っていった。
(避け...られた?)
この後の事は、あまり覚えていない。
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒
ひよこ🐥⸒⸒