テラーノベル
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# 苺菜 .
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放課後の校舎は、いつも少しだけ静かだ。 俺は窓際の席で鞄を閉じながら、二人を待っていた。
ca
先に声をかけてきたのはこーちゃん。 明るくて、夕焼けみたいに感情が顔に出る。
sk
立ち上がると、廊下の奥からいずずも歩いてくる。 静かで、でも目が合うとやさしく微笑んでくれて。
三人で教室を出るのが、いつの間にか日課になっていた。 校舎裏のベンチに座ると、風が制服の裾を揺らす。 誰かが喋らなくても、空気は落ち着いている。
ca
こーちゃんがいずずの袖をつまむ。
ca
いずずが少し遅れて、でもはっきり言った。
iz
一瞬、言葉を探してから息を吸った。
sk
夕焼けが3人の影を重ねる。
sk
そう言うと、こーちゃんは照れたように笑い、いずずは安心したように目を細めた。
誰かが我慢しているわけじゃない。 誰かが独り占めしているわけでもない。 帰り道、横一列で歩く。 いずずが右、俺が左。 こーちゃんはその真ん中。
肩が触れそうで触れない距離が、なぜか心地いい。
ca
こーちゃんが言う。
iz
いずずが頷く。
俺は小さく笑って言った。
sk
夕暮れの中、三人の足音が重なる。 それは曖昧じゃない恋で、独占じゃない想い。 同じ気持ちを、同じ速さで、大事にする。 そんな放課後が、これからも続いていく。
思いが滲んでいく。
コメント
4件
リクエスト答えてくれて誠にありがとうございます!今回も地文とてもお上手で尊敬します︎︎✨
好きです ‼️‼️‼️‼️‼️