コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ひかり
ひかり
ひかり
ひかり
近所の子
近所の子が私を呼ぶ声で目覚める
ひかり
両親は朝いつも寝ていて 起こしてはくれない
朝が弱い母親に遠慮して 良い子の私は
「お腹が痛くなるから 朝ごはんはいらない」 と嘘をついた
お弁当の日は 私がさも忘れたかのように
後から母親が学校に 届けてくれたっけ
遠足の場所にも母親がお弁当を直接届けにきたこともある
先生もみんなも私が忘れたんだと笑ってた
ただ お母さんが作るお弁当は いつも手作りで
私の好きな赤いウインナーも 必ずいれてくれて
お母さんが作るお弁当は とってもおいしかった
小学4年生にもなると私はクラスの女の子の輪に入れなくなった
そして日に日にクラス全体が私を無視するようになった