この声で君に伝えたい3

もうダメなんだ……

大好きなぐるーぷも

大好きなりすなーさんも

……大好きな💛くんとも会えないんだね

僕は寝ているわんわんの頭をそっとなでた

もう余命がわずかなら、手紙でも書こうかなぁ

俺の手はガタガタ震えて力が入らない

震える手を抑えて

精一杯自分の感情をコントロールした

でも、ふつふつと湧き出てくる悔しさを抑えることは出来なかった

ありがとう‪w毎日来るね‪w

震える字を書く❤は笑っていた

ガタンッ

ピッ＿ピッ＿ピッ＿ピッ

空に響く音は、まるで僕達の気持ちを煽っているようだった

震える声で💛くんが何度も言う

6時間後

溢れてくる涙を止めることは出来なかった

💛くん、💙ちゃんへ

まず最初に、長い間ありがとう

俺、実は結構前から💛くんのこと好きでした

辛い時も嬉しい時も、いつも隣にいてくれたよね

出来ればでいいから、俺の事忘れないで欲しいなー‪w

あ！💙ちゃん、そっちでは💛くんよろしくね！

俺もさすがに上からじゃ支えられないんだよ(´；ω；｀)

だから、俺が大好きな💛くんを、俺が大好きな💙ちゃんに支えて欲しいんだ

わがまま言ってごめんね

最後に、💛くん

俺が最初で最後に好きになったのが、💛でほんとに良かった

あっちに行ってもずーっと好きだからね！

忘れちゃやだから！

それじゃ、またね。

❤からの手紙には、大粒の涙のあとがくっきり残っていた