ちょっと疲れるけど、ジョングガと2人きりにならなくて済むから、まぁ良い方だと思おう。ジョングガに向き合うとは決めたけど、やはり気まずいことに変わりはない。
ソクジン
ジョングガっ!
飲み物買いに行くんだけど、重いから着いてきて!
ジョングク
いーですよ!
テヒョン
ジミナ、ちょっといいか
ジミン
うん、いいよ
テヒョン
ジミナ、やっぱり俺には
お前がなんでジョングガを
選んだか理解できない。
テヒョン
でもお前がジョングガのことを
心から愛してるってわかった今は、
お前のことをただ見守りたい。
ジミン
.....うん、ありがとう。
テヒョン
昨日言ったよな、
『何かあったら絶対俺に言え』って。
テヒョン
その傷、殴られたんだよな
ジミン
っ...........!!
テヒョンアは安心できる。でも、ジョングガを悪く見られるのは嫌だ。
テヒョン
大丈夫。ジョングガのことを悪く思ったりしない。
ジミン
あっ...........
テヒョンアは凄い。いつも僕の心を見透かしている。ジョングガが好きって気付けたのも、テヒョンアに言われてからだった。
ジミン
............うん
テヒョン
そっか
テヒョン
お前のためにできることがあればしたい。
テヒョン
でも、恋人関係のことについては、
しかも俺の立場で首は突っ込めない。
テヒョン
でも話は聞ける。
お前がそれで楽になるなら、
ペット相手とか思って話してくれれば良い。
ジミン
ありがとう、テヒョンア
ジミン
テヒョンアは僕の救いだよ
ジミン
ほんとうに、ありがとう
ソクジン
ただいまぁ〜
テヒョン
あ!お帰りなさーい!😁
ソクジン
よし、これで飲んで元気出して再開するぞ〜!
テヒョン
はい!!
ジョングク
ジミニヒョン、今日片付け当番でしょ?
ジミン
うん、そうだよ
ジョングク
僕先帰っとくね
ジミン
え、
ジミン
うん、わかった。
ジョングク
じゃあ。
やっぱ寂しい。
いつからか、僕の方が求めてるように感じる。
ソクジン
よぉしジミナ!
ソクジン
早く終わらせて早く退勤しよう!
ジミン
はいっ!
ソクジン
ところでジミナ、無神経なこと聞いて良いか
ジミン
ヒョン常に無神経じゃない?w
ソクジン
やぁ〜!そんなことないぞ!
ジミン
冗談w どうぞww
ソクジン
お前DV受けてるだろ
ジミン
...................え?
ソクジン
じゃあなんだよぉ、そのアザ
ソクジン
ヒョン達みんな気づいてるぞ
ジミン
え、なんで......
ソクジン
そーなんだろ?
ジミン
........................
ジミン
...............はい
ジミン
でも、でも、、、、
ジミン
仕方ないんです!!!
ジミン
バンタンの中でジョングガの負担って格段と大きい気がするんです。ジョングガはああ見えて精神面では何処にでもいる男の子なのに。
いや、むしろジョングガはナイーブで、いつも何か熱中出来るものがないと飢えちゃうような子だから。最近忙しいのはいいことだけど、疲れてるんだと思う。
ジミン
それだけじゃない。好きになった相手が男で、しかもメンバーで。だからコソコソしないといけないし。僕が最近ジョングガになんか隠しがちなのも、ストレスになってるんだと思う。
ジミン
寂しがり屋が過ぎるだけなんです
ソクジン
..................
ソクジン
なるほどね。
ソクジン
お前は、
ソクジン
お前はどうしたい?
別れたい?
元のジョングガに戻したい?
ジミン
そんなの、、、、、
ジミン
そんなの戻したいに決まってるじゃないですか!!
ソクジン
そうか、
ソクジン
じゃあさっさとどうにかしろ
ジミン
..............
ジミン
え?
ソクジン
テヒョンアの悲しむ顔はもう見たくないんだ。
ジミン
........テヒョンア?
ソクジン
俺は.............
ソクジン
俺はテヒョンアを愛してる。
ジミン
..........っ!!
ソクジン
最初テヒョンアはただの変な弟だった。あいつは、ヒョンってなのに俺のこと全然気遣わずに接してきた。それが嬉しかったんだよ。それでもしばらくはただの可愛い弟だと思ってた。
ソクジン
ジミナとジョングガの2人を見て思ったんだよ。恋愛に性別なんて関係ないんだって。でも、わかっていても、まだ韓国は社会的に見て同性愛に対する理解が浅いし、アイドルだから、我慢しようと思ってた。
ソクジン
でも、2人が堂々としてるの見て、うらやましくって、そんな偏見も受け止めて、ただテヒョンアとあんな風になりたいって。思えたんだよ。
ジミン
.........................
ジミン
そうだったんですか...........
ソクジン
俺は、テヒョンアが吹っ切れるように、
ソクジン
いや、
ソクジン
テヒョンアを愛する俺自身の為に、
ソクジン
ジョングガを元に戻すのを協力したい。
ジミン
ヒョン...............
ジミン
ありがとうございます。
ソクジニヒョンの話を聞いて、僕は余計にジョングガを元に戻したいと強く願うようになった。
今はもう僕ら2人だけの時間じゃないんだって、
僕たちのことを応援してくれる人がいて、
僕たちのおかげで愛に気づけた人だっている。
これから僕がジョングガを助ける。
そしてもう傷つけないように、