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コメント
2件
流華ちゃん、本当に良かった😭 深月ちゃんも流華ちゃんのこと守ったりしてるの尊い( ́ཫ`)b
流華
数分の沈黙の後…流華は弱々しい、 そんな言葉を零した
それは、
「いじめられているのか」
という深月の質問に対する返答でもあり…
同時に嘘でもあった
深月
深月はしばらく目線をゆらゆらと揺らし…
そして、こう言った
深月
流華
流華
深月
深月
流華
深月
流華
深月
流華
流華
深月
流華
流華
深月
流華
深月
流華
深月
深月
流華
かくして…二人は友人となった
流華にとって、友人というのは初めての存在…
…というか、自分を人として見てくれた、 (母親以外に)初めての人だった
また、流華は深月への秘密が多いが…
同時に深月も前の学校のことには触れなかった
深月の少しの気遣いが流華の傷を癒していく
本当に、深月は優しかった
v
さらに、深月は流華に勉強を教えてくれた
いつからだったかは忘れたが、 きっかけは覚えている
あれは確か…
流華
深月
流華
流華
深月
流華
深月
流華
深月は少しキョロキョロと視線を彷徨わせ…
やがてこう言った
深月
流華
そうだ、 あの時は深月が移動しようと言ったのだったな
無知で周りの見えなかった当時の僕は 気づかなかったが…
今振り返ると、深月の優しさに感服する
あの時、クラスには虐めてくる奴らが沢山いた
そして深月は…それに気づいていたのだろう
司書や他学年の多い、図書室へ行き 身の安全を確保しようとしていたのだ
ほんと、深月には助けられてばかりだ…