じゃあ次は高校生時代でも話そうか
− 高校生時代 −
青
あのさっ…
青
うりさん…で合ってる?
急にクラスの中心の人が話しかけきて、どうかしたのか?
黒
……?
緑
っあ!なお兄っ!!
緑
駄目だろ!急に話しかけちゃさぁ!
青
うぇ…駄目なの…?
緑
うぐぐ…駄目だよぉ…!
何の話をしているのだろうか?
…まぁ話す用事が無いのだろう。
黒
期待外れ…(ボソッ
青
…!
黒
…トコトコ
青
っあ!
青
うりさんっ…!
こうして俺は空き教室へと向かった
黒
あー…
黒
落ち着く…
そう、俺がここに来た理由はただ単に好きだからだ
まぁ落ち着く為なんだけど…
黒
あー…ねみぃ…
昨夜は遅くに寝たからか、凄く眠気があった
流石に授業をサボるというのは気に食わないけど、
眠い気持ちを押し殺しても無理だった
黒
……
そのまま俺は深い眠りへとついた。
どれくらい時間が経っただろうか
そろそろ起きようと思い、起き上がろうとしたが誰かの話し声が聞こえた
そして俺は咄嗟に寝ているふりをした。
寝ているふりをするという事は勿論目を瞑らなくてはいけない
そうすると段々眠くなってきて
意識が遠のく中、ただはっきりと聞こえたのは
青
僕はうりさんと______になりたいんです!
青
だって、僕と____ですからっ!!
一生懸命訴える、
なおきりさんの声だった______。
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