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ん...

俺はそろそろ人も居ないと思い、体を起き上がらせる

あ…起きた?

するとそこにはなおきりさんの姿があった

うわぁっ…!?

俺は思わずびっくりしてしまい、うわぁと言ってしまった

あははwごめん、びっくりさせちゃった...?

優しい目で俺を見つめるなおきりさん。

へ…あッ…

だっ大丈夫…です…。

俺は慣れない人と喋るせいか、目を見て話せなかった

…うん!なら良かった!

満面の笑みでそう言うなおきりさんは、安心した様子で俺を見下ろす

ところで、うりさん

何を言われるのだろうか

もしかしたら嫌な事を言われるかもしれない

本当は今すぐにでも逃げ出したい

だけど、

この人なら、なおきりさんなら…

俺を理解してくれるかもしれない

そんな事は有り得ない

でも、

期待してしまう

仲間に入らない?

…へ…は…?

仲間…?

…何で…?

んーとね、えっとね~…

なおきりさんとは、ほぼ初対面だ

なのにどうして?

…救いたい…からかな…

声のトーンがなおきりさんの表情と比例しているような気がした

切なくて、悲しい様な感じ…。

救い…たい…?

…まぁほらっ!

他にはその…共通点があるとかさっ!!

なおきりさんは咄嗟に他の話題を出した

焦っている様にしか見えない

そんな事を思うと、

ぁははっw

思わず笑ってしまった

なおきりさんはぽかーんと俺の方を見つめている

いや、どっちかと言うと俺がなおきりさんの事を見つめていると言った方が正しいか

…初めて、笑ってくれたね

あ…

そう言われて見ると確かに最近笑っていなかった様な気がする

へへ//やったぁっ!

…//

図星過ぎて何も言えない…。

…んぐ、もう行きます…。

痺れを切らした俺は行こうとした

えぇ!?待ってよぉぉぉ!!

…やだw

うぇ…!?

こうして俺は徐々になおきりさんに心を開いていった

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