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前回のあらすじ！
蒼のせいでアオハル部は廃部の危機に！
部の存続を賭けアオハル部対教師たちの全力全霊鬼ごっこが開始！
アオハル部は教師から2時間逃げきれば勝利！
しかし、颯は逃げ場のない踊り場で教師の挟み撃ちに遭う
果たして逃げられるのか？！
颯
教師
教師
まずい、逃げ場がない……！
駄目だ、捕まる！
蒼
颯
俺は言われたとおりに目を瞑った
大和
大和
教師
教師
教師
蒼
夏希
教師
教師
大和
大和
颯
目を開けるとそこには縄跳びの縄でグルグル巻きになった教師が二人いた
逆に、さっきまで教師がいた場所には蒼先輩と夏希が縄跳びを持って立っている
蒼
夏希
大和
大和
大和
生徒
生徒
生徒
生徒
大和
颯
颯
蒼
颯
颯
俺のお礼を合図に、それぞれ三方向に分かれる
颯
ただ、不安要素もある
今の時間はまだ30分くらいしか経っていないだろう
あと1時間30分逃げる体力が俺たちに残ってるだろうか？
大和
大和
大和
大和
生徒
大和
生徒
教師
瑛太
大和
大和
まだだ
まだ、そのときじゃない
教師
教師
瑛太
瑛太
教師
バッと二人して同時に後ろを振り向く
そこに律姉はいない
教師
教師
僕は勢いよくピアノの下に滑り込み、椅子を思いっきり窓に投げる
ガシャン、と大きな音がして窓ガラスが割れ、破片が砕け散った
教師
教師
下に居る教師もコッチに気づいた様だった
瑛太
瑛太
瑛太
部ではほとんど勝てたことなんてない
サッカー対決だって、ほとんど僕の出番はなかった
このままじゃ、駄目だ、絶対に
だから、今回は
瑛太
瑛太
瑛太
教師
教師
大和
大和
瑛太
瑛太
教師
担任が俺に手を伸ばして、腕を掴む
この瞬間を待っていた！！
ド ッ ゴ オ オ オ ン ！
教師
瑛太
大和
大和
教師
瑛太
瑛太
瑛太
瑛太
瑛太
教師
大和
教師
瑛太
下に下りる階段は塞いだ。 逃げられるのは割れた窓から二階屋根上に下りるしかない！！
教師
教師
大和
教師
教師
教師
大和
大和
律
律
律
律
律
律
律
律
颯
颯
ここなら見つかりにくいだろうし、見つかっても屋根を蹴破れば、多方向に逃げられる
律
律
颯
突如、律部長の声が響いた
体育館放送じゃない。放送室から、全校に響き渡るようになっている
律
律
律
律
何を言っているのかよくわからない
颯
律
律
律
律
颯
愕然とする
正気じゃない
律
律
律
律
律
それを最後に、放送が切れる
教師
教師
教師
教師
グラウンドの様子を窺えば、そんな会話も聞こえてきた
颯
俺は小声で呟く
大和
生徒
生徒
生徒
生徒
生徒
大和
生徒
生徒
ザワザワと体育館が盛り上がる
大和
大和
生徒
アオハル部と闘ったことのある俺だからこそ、気づいたことがある
俺はこの瞬間さらに場を盛り上げるべく、アオハル部の脅威を口に出し、叫んだ
大和
大和
生徒
生徒
生徒
生徒
生徒
大和
大和
大和
颯
颯
そう考え、息を潜めているそのときだった
放送のチャイムがもう一度鳴った
教師
教師
颯
最初は、誰の声か分からなかった
教師
教師
颯
颯
嘘だろ
まさか
大和
校長
校長
大和
颯
颯
たしかに端から全員でかかれば、逃げ道、隠れる場所は段々と少なくなる
しかしそれはあくまで理論上だ
それがこの残り時間で可能なのか？
教師
教師
颯
まずい。このままじゃ袋の鼠だ
俺だけじゃない、全員が
颯
颯
颯
颯
大和
大和
生徒
大和
教師
颯
教師
四方八方から教師が攻めてくる
俺はそれを引き付けて、さっきまでいた古い倉庫の中に入った
教師
教師
生徒
颯
俺は跳び箱に乗り、屋根を蹴破った
そして、その勢いを使い木の枝を掴む！
教師
教師
教師
颯
大和
大和
鬼はあくまで教師
つまり、俺たちの身が危険になることは出来ないはずだ
颯
これに気づいたのは律部長だ
教師
颯
勢いよく手が、伸びてきた。
大和
大和
大和
颯
まずい、木の上からじゃあ邪魔ができない！
教師
颯
颯
颯
颯
颯
※このシーンのみ大和が鬱陶しいのでノイズ消去しております
じわじわと、グラウンドの方から教師が束になって校舎に向かっている
ひまり
夏希
一階、窓から身を乗り出して夏希が小声で私を読んだ
しゃがみながら彼女の元へ行く
夏希
ひまり
ひまり
ひまり
夏希
夏希
ひまり
ひまり
夏希
ひまり
後、20分
夏希
夏希
夏希
夏希
夏希
ひまり
ひまり
夏希
夏希
夏希
夏希
夏希の目は本気だった
けど、その気持ちは私だって一緒
ひまり
ひまり
夏希
夏希
そう言って夏希は太陽みたいに明るく笑ってみせた
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