/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
魔理沙
わ、私が…
魔理沙
学校に…！？
フラン
うん笑そうだよー？
霊夢
な、何言ってるのよ！
霊夢
そんなことあるわけないじゃない
魔理沙
そ、そうだよな！
魔理沙
きっとフランのドッキリかイタズラだろう！
魔理沙
なぁ？フラン！？
咲夜
お言葉ですが…嘘ではありません
霊夢
咲夜まで何言ってるの！？
咲夜
こちらをご覧ください
霊夢
これは…招待状？
霊夢
えーと、なになに
フランドール・スカーレット様、こんにちは。 お久しぶりです
単刀直入に申しますと
私の私生活が最近マンネリ化気味でして…
ですから何か刺激が欲しいと思い
人間の学校とやらを真似てみることにしました。
フランドール様のお知り合いに、
もし人間で、興味のありそうな方がいらしたら
ぜひお声がけいただきたいです。
フラン
…ってわけよ♪
魔理沙
それで、私を学校に…？
霊夢
そ、そんなの無理に決まってるでしょ！
霊夢
魔理沙は魔法使いなのよ？
霊夢
学校に行くなんて…
霊夢
普通の人間がするようなことはするはずないわ！
霊夢
それに、魔理沙がいなくなったら
霊夢
私の異変解決の仕事も手伝えなくなるじゃない！
霊夢
そしたら、幻想郷は大変なことになる
霊夢
わかってるの！？
咲夜
落ち着いてください
咲夜
たしかに、霊夢の言い分はわかりますが…
フラン
でも最近、異変は起こってないよね？
咲夜
そうですよね
咲夜
少なくとも、私たちの生活に影響が及ぶような
咲夜
大規模な異変は全然起きていません
霊夢
でもそんなの、いつ起こるかわからないわよ！
フラン
大丈夫大丈夫♪
フラン
巫女なら早苗がいるしさ！
フラン
異変解決の人が一人や二人いなくなったところで
フラン
幻想郷は平和なままだよ！
咲夜
ですね、私もそう思います
霊夢
そ、それは…
魔理沙
でもなんで私なんだ？
魔理沙
私、学校に合うようなタイプじゃないと思うんだが…
霊夢
まあ、確かにそうよね！笑
霊夢
それこそ、早苗や咲夜のほうが
霊夢
ずっと優秀な人間だわ笑
魔理沙
な、なんだと！？
フラン
ちょ…落ち着いて魔理沙〜！
咲夜
それで、どうします？
咲夜
一度でいいから体験してみませんか？
霊夢
魔理沙…どうするの？
霊夢
言っとくけど、私は反対だからね！
魔理沙
うぅぅ…
魔理沙
(実は私、学校には興味があるんだ)
魔理沙
(もう何年も前に卒業したが)
魔理沙
(学び足りていないと思うことがいくつかあるし…)
魔理沙
(それに、実力もまだまだだ)
魔理沙
(ハッキリ言って、戦力じゃ霊夢には完全に負けてると思う)
魔理沙
(…悔しいけどな)
魔理沙
なぁ咲夜
魔理沙
それって、魔法学校なのか？
咲夜
そうとも言えるし、そうでないとも言えます
霊夢
…は？
魔理沙
え、どういうことだ？
咲夜
もちろん、授業では普通の魔術も学びますが
咲夜
人間の世界でやっているような
咲夜
一般知識の勉強もできるようですよ
フラン
そこで勉強すれば〜
フラン
もっと強く、かしこくなれるよ〜？♪
魔理沙
強く…
魔理沙
(そうだ…私はもっと強くなりたい)
魔理沙
(なら、これはチャンスなのではないか？)
魔理沙
だったら…
霊夢
ストップ
フラン
え？
霊夢
あなた、行くつもりなのね？
霊夢
わかってるわよ魔理沙
魔理沙
霊夢…
霊夢
でも私は止めない
霊夢
そりゃ…ちょっと複雑だけど
霊夢
でも、あんたが決めたことにどうこう言う資格はないし
霊夢
行きたいんでしょ？
霊夢
強くなりに
魔理沙
…！
魔理沙
お前、気づいてたのか…
フラン
なら決まりだね♪
魔理沙
ああ
魔理沙
私、学校へ行く！
咲夜
わかりました
咲夜
ではお伝えしておきますね
霊夢
はぁ〜…
魔理沙
霊夢、ありがとうな
霊夢
な…
霊夢
わ、私は別に何もしてないわよっ
魔理沙
ははっ笑
魔理沙
(一時はどうなることかと思ったけど)
魔理沙
(やれやれだぜ…)
霊夢
(でも…やっぱり不安だわ)
霊夢
(そんなよく知らない人が作った)
霊夢
(よくわからない学校に)
霊夢
(魔理沙一人で行かせるなんて…)
霊夢
(利発そうに見えて)
霊夢
(意外と容量が悪いんだから…)
フラン
…？
フラン
霊夢、もしかして魔理沙が気がかりなのー？
霊夢
えっ…
霊夢
ま、まあ当たり前よ！
フラン
うーん…
フラン
あっ！
フラン
いいこと思いついちゃった〜♪
霊夢
え、なに？
フラン
そんなに魔理沙のことが心配ならさぁ…
霊夢も学校 行っちゃえばいいんじゃない？
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
