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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ガネット

白黒ガネット(はくこく)

ガネット

個性『悪魔』

ガネット

悪魔の角が生えてるのと、蝶を使って人を操る、記憶を消すことが出来る

ガネット

名前の由来はガーネット。
この赤い髪にちなんでの名前らしい

ライア

白黒ライア。ガネットの妹です

ライア

個性は『天使』。

ライア

人の怪我を自分に移す、光を出すことが出来ます

ライア

私はダイアモンドのダイアを柔らかい印象にしてのことらしいです

ガネット

全体画像はこれ↓

ガネット

ライア

ガネット

ピクルーの小悪魔メーカーから作らせてもらった

ライア

私とお姉様は1つ違いです

ガネット

それじゃ本編へどーぞ

ライア

どうぞ

葉隠

楽しみだねぇー!1年生との合同訓練!

1年A組のみんなはもう2年生という設定です

芦戸

どんなことするのかなー!?

上鳴

そういや白黒は1年生に妹いるんだっけか?

ガネット

ん?あぁ、うん。一応ね

上鳴

今日訓練する1年ももしかしてー?

ガネット

まぁ……、妹のクラスではある、けど……

葉隠

おぉぉー!テンションあがるね!それー!

芦戸

姉妹揃ってヒーローかー……!

麗日

姉妹ヒーローとかかっこよ!

ガネット

んー、そう……なのかな

上鳴

飯田

みんな!もうそろそろ1年生との合同訓練だ!先輩として遅刻など笑止千万!
さぁコスチュームに着替えてグラウンドβに行こう!

グラウンドβ

ライアの担任

あら、ほら皆ー!今回鍛えてくださる先輩が来たわよー、

モブ山

わ、は、初めてだよな……!先輩に会うの……!

モブ谷

もう仮免とってるんでしょ……!?

モブ崎

あっ……!ライア…!あの人……?ライアのお姉ちゃんって

ライア

うん。そう

上鳴

わはー……!こりゃ……!緊張すんな!

飯田

もう来ていたか!いやはや、先輩として恥ずかしい!

芦戸

白黒の妹ちゃんってどの子ー!?

ガネット

あぁ……、ほら、あそこ。あの白髪の

葉隠

わ、ほんとだ!ちょっと似てるかも!

芦戸

白黒がキツめ美人だとすると妹ちゃんは優しめ美人だねぇ

ガネット

よく言われる。

相澤先生

よし、全員集まったな。
今回の戦闘訓練を説明する

相澤先生

1年、2年を混ぜた約6人のグループを作りそれぞれ2つのグループで競い合ってもらう

緑谷

これ……、心操くんのときの……!

ガネット

ほんとだ……。まぁ使いやすいルールではあるよね

耳郎

一緒くたか……、やっぱランダムかな

芦戸

まぁそうだよねー、

緑谷

けどこれは……、1年生にとっては僕らの技術を間近で見れる良い機会だし僕らとしても1年前の自分を振り替えれるわけだからとても理にかなったルールだ……!いやでも待てよ?本当にそれだけか?これは僕ら2年生が1年生だけに集中すれば根本からこの戦闘訓練の意図は崩れないか……?だとすればきっと他にもあるんだ、僕が気づいてないこの戦闘訓練の意図が……!考えろ、何がある?

モブ崎

ひ……、な、何あの人……

おい緑谷、怖がられてるぞ

緑谷

はっ、……!あ、ありがとう、轟くん……

あぁ

ガネット

(ライアと一緒じゃなきゃいいけど)

ライア

(お姉様と一緒じゃありませんように……)

幼い頃は仲のいい普通の姉妹だった

変わったのは、多分、個性が出てからだと思う

私は人より少し早くに個性が出現した。3歳の時に。そしてお姉様は4歳のとき

つまり私達姉妹はほぼ同時に個性が出現したのだ

私に現れた個性は、『悪魔』。 敵向きの、人に嫌われる個性

私に現れたのは『天使』。 ヒーロー向きの、人に好かれる個性

私と同じではなくて良かったという安堵の思いと

なんで私だけという強い劣等感に駆られた

お姉様と自分の個性を見て、安心した

お姉様みたいな、嫌われるような個性ではなかったことを、心の底から

個性が現れたその日から、私はライアが心底恨めしかった

けれど私は耐えた。妹には手を出してはいけないと、両親から教えられていから

そして私は強力な優越感に溺れた

私が上で、お姉様が下だという、決定的な立ち位置に魅了された

だから私は耐えた。どんなに憎くても

それから私はお姉様を対象として虐めを行うようになった

友達を数人呼んで敵呼ばわりした

時には1人、親も見ていないような時間に、敵にならないための教育だと称して、こっそりとお姉様を殴るようになった

髪もズタズタに切った。両親には自分でやったと言わせた

時に何も食べさせないこともあった

そしてそんな日々が約5年間と続いた

終わりを告げたのは先生の声だった

いつものように放課後に、誰もいない教室で助けも呼べず蹴られ続けた

執拗に腹部を蹴るものだから嗚咽がして、でも特訓だと言う名目でライアに朝から何も食べさせてもらっていなかったので唾液しかでなかった

そしてふとこんなことを考えた

ーいつまで続くんだろう。疲れたー

―――と

気がつけば私はお姉様に殴られていた

仰向けに寝転がされ、お姉様が私の上に乗っかり、右手で胸ぐらを捕まれ左手で顔を殴られ続けた

曖昧な意識の中で、辞めなければと、こんなことはしてはいけないと、そう叫んでいた

けれど身体は止まらなかった。きっと、塞いでいたライアへの憎しみが、私の理性よりも大きかったんだろう

視界はすぐに真っ暗になった

耳はずっとキンキンとなっているし、殴られたところはズキズキと痛む

あぁ、殴られるってこんな感じなんだ、と、どこか人事のように思った

それが15分と続いたころ、突然教室のドアがガラリと音を立てて開いた

ドアを開けたのは教員だった

中年の、小汚い、綺麗な可愛い生徒にセクハラをするような、そんな教員と、またもや新米の、教師になって2年そこらの若い教員

ドアを開けた中年教員は真っ青な顔をしてすぐに私のところに駆けつけた

お姉様を勢いよく私から引き剥がし、ガバりと私をお姫様抱っこして、保健室に向かった

新米の教師はオロオロと狼狽えながら、私についてきなさいと一言だけ言った

まぁ、多分私が怖かったんだろう

ガネット

……懐かしい

上鳴

どしたん?

ガネット

いや、なんでもない

あの後は親を呼び出されて、結局兄弟喧嘩だったということになった。

けれど兄弟喧嘩というには些か度が過ぎていて、私は何らかの精神的問題があり、これから一緒の中学校にいるのは難しいと判断された。

こうして私は別の精神に問題がある子供が行く中学校へ転校。 晴れて自由の身となったわけだ

まぁ、あの中年教員は私がライアをいじめていると最後まで主張していたけれど

相澤先生

さぁ、くじ引きが終わった

相澤先生

グループを発表するぞ

A班 1年生 モブ山 モブ谷 モブ崎 2年生 耳郎 白黒 轟

B班 1年生 白黒 (他モブ2人) 2年生 障子 葉隠 尾白

ガネット

…………はぁ……

ガネット

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