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きらいになっていないでしょうか、
エイト
僕はすぐに返事ができなかった。
ユキ
今でも、あなたのことを愛しています。
震える彼女の声、
俯いていて表情はわからない
ユキ
...あなたの、本心を知りたいのです
エイト
エイト
愛してるよ、
数ヶ月後。
あれからエイト先輩とはライバル的な存在で、
だけど誰よりも大好きで、
どうしようもない感情と闘う毎日です笑、
ユキ
今日は任務があってここに来ている。
任務...というか、命令だ。
裏切り者を捕まえろとのこと。
ユキ
裏切り者
ユキ
さすが、バビルを裏切った狂った頭の持ち主だな。
まぁ私が言えることではないのだけども...
裏切り者
裏切り者
ユキ...様......?
そういやこいつパシってたな。
だから様付けか。
ユキ
裏切り者
ここで死ぬかの2択だ。
我ながら理不尽だな。
カルエゴさんなら躊躇なんてしないで殺すだろうな〜
そうくだらないことを考えている内に、
裏切り者は逃げる。
ユキ
ユキ
ユキ
ここで死ぬ...で良いみたいね。
聞きなれた自分専用の銃の音。
裏切り者の叫び声が街に響く。
綺麗な赤い薔薇の花びらが舞う。
その花びらは地面に付着して、人が集まる。
...ユキ......かな?
私は振り返る。
エイト
ユキ
エイトせーんぱい。
その呼び名、もう辞めたら?笑
ユキ
エイト
私は人間離れした身体能力でいつもこの鬼ごっこから逃げ切っている
きっと、エイト先輩は次会ったらこう言うんだろうな、
『君を捕まえるから』
...ってね、笑
𝑒𝑛𝑑...