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ごめんっ

第7話 - 第7話

2025年11月20日

#藤澤涼架受け

#ご本人様には関係ありません

#りょつぱ

彩奈

涼ちゃんパパさんちが上京する日。俺達は迎えに行けないから、マネージャーが行ってくれたんだ。

パパ

えーっと。確か迎えに来てくれてるはず…

ママさん

目印が…あ、

マネージャー

藤澤○○さんですよね。

パパ

はい

マネージャー

初めまして。私、マネージャーの○○です。
うちの若井と藤澤は部屋で待っていますので、ご案内します。

ママさん

よろしくお願いします。

わかい

あーどうしよ。緊張してきた。。

涼ちゃん

大丈夫だよ。なんかあったら止めるから。

わかい

まずいっ、バチーんとくるかな…覚悟しとこ

涼ちゃん

両親に叩かれたことないよ？

わかい

だろうね。涼ちゃんめっちゃいい子そうだし。

涼ちゃん

んーどうかなぁ。

わかい

あーなんかビビるわ普通に。

涼ちゃん

頑張ろ？

わかい

涼ちゃん！

マネージャー

若井、涼ちゃん、入るよ。

涼ちゃん

あ、はーい。

わかい

（ひぃー）

パパ

涼架久しぶり。

涼ちゃん

うん。2人とも元気そうで良かった。
ごめんね、遠いのに来てもらって。

ママさん

大丈夫。マネージャーさんが迎えにきてくれたから。

涼ちゃん

ごめんね、行けなくて。

パパ

すっかり有名になったからな

涼ちゃん

そっかなぁ。あ、○○さん、あとは僕たちで帰るから大丈夫です。
休んで下さい

マネージャー

はい。ありがとうございます。では失礼します。

マネージャーさんは先に帰ってもらったんだ。

パパ

若井くん。

わかい

はっ、はい。

パパ

なんで私たちが来たかわかる？

わかい

この前の件ですよね。

パパ

そう。若井くんに、涼架のことを頼んだはずだったんだよね。

わかい

はい。

パパ

普通であれば、女性と付き合うのが普通だと思うけど、前に若井くんから私たちに話があるからって、家にきたよね。

わかい

はい

パパ

涼架と付き合ってる。同じ男同志だけど、涼架とか遊びじゃないって。

わかい

はい。

ママさん

私たちは、涼架が紹介したい人がいるからって言うから、女の子だと思ったよ？

いくら今が多様性の時代だからと言っても、まだまだ理解してくれる人ばかりじゃないし。

若井くんの見た目で判断しちゃいけないけど、涼架のことは遊びだと思ってたの。

わかい

この見た目ですし。

涼ちゃん

お母さん、若井は優しい人だよ？

ママさん

でもそれだからって、今回もじゃあ。

パパ

涼架が傷つくのは嫌なんだよ。
女の子が好きなのはいいんだよ。でもそれならば涼架と別れてからにして欲しいんだよ。
涼架が幸せになるなら、他と違ったっていいって思ってたけど、1回目ならまだ２回目はって。

わかい

俺…僕は涼架さんだけです。

ママさん

ならあれは？

わかい

最初のは元彼女なんです。
僕が涼架さんと付き合ってるって気付いて、男同志じゃん…て他にバラされそうだったから話しに言ったんです。

わかい

バラされたくないんじゃなくて、涼ちゃん…涼架さんに

涼ちゃん

いつもの呼び方にして？滉斗

わかい

うん。

わかい

僕は涼ちゃんと付き合ってるのをバレたっていいんです。でも、この関係普通じゃないって思う人もいるから、涼ちゃんに危害を加える人いるかもしれない。だから話しをしに部屋に行ったところを撮られたんです。

わかい

この前のは、他に友人たちも部屋にいました。たまたま僕と彼女が直近で時間差で入ったから、密会って書かれたけど。

パパ

他に誰かいたっていう証拠は？

涼ちゃん

あの後、滉斗に別れようって言ったんだ。
僕じゃ子供産めないし、滉斗が幸せになれないからって。

ママさん

涼架…

涼ちゃん

2人共ごめんね。一人息子なのに、女の子と付き合ってなくて。

ママさん

それはいいのよ？涼架が幸せならば…

涼ちゃん

ありがとう。

涼ちゃん

確かに滉斗は猫目だしジーって見るから、誤解されがちだけど、優しくてお世話好きなしっかりした人だよ。
努力家だし回りを気遣ってくれるし、何より僕のことを大事にしてくれる。

パパ

でも。

涼ちゃん

お父さん、滉斗が誤解だって言ったでしょ。紛らわしい行動したことに傷ついたって話したし、滉斗もわかってくれたから大丈夫。
ありがとう、大丈夫だから安心して？

パパ

ならいいけど涼架が傷つくのは嫌なんだよ。

わかい

申し訳ありませんでした。
本当に涼ちゃんだけなんです。
離れてくなんて考えられないし、ずっとくっついてたいくらいです。

ママさん

涼架のこともう悲しめないでよ。
若井くんの立場上仕方ないのかもしれないけど。

わかい

はい。約束します。
大変申し訳ありませんでした。

若井が立ち上がって頭下げたよ。

涼ちゃん

2人共ありがとう。今日は泊まるんでしょ？

ママさん

ホテルを取ってあるから大丈夫だよ。

涼ちゃん

ご飯食べよ？

パパ

そうだね。お腹空いてきたな

お父さんたちとご飯食べて別れたよ。

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