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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

市民)なあ、あの❈❈森の噂知ってるか?

市民)ああ、あれのことね。知ってるさ

市民)確か

市民)あの森に行った者は帰ってこないというやつでしょ

市民)そうそうそれそれ!

市民)急になんでそんな話をするのさ?

市民)いやぁそれがさ、俺実はその正体分かったかもしんねぇんだ!

市民)はあ?何馬鹿なこと言ってるんだよ

市民)まあまあ、とりあえず耳は傾けてくれよ

市民)❈❈森に行った者は帰ってこない理由、、つまり何物かがそこに住んでいるからだ!

市民)つまり、そこに住んでいる奴は昔脱走した死刑囚が正体だ!

市民)、、、、聞いて損した

市民)は?これでもかなり頭を使ったんだからな!!

市民)大体ねぇ、、あの森は

市民)閉鎖されてるんだよ

市民)だから森にいる猛獣に襲われただけじゃないか

市民)さり気なくサイコ発言やめとけ

市民)でも確かに、、、、

市民)たまに森の方からうめき声が聞こえるよな

市民)だけど、、獣にしてはな、、、

__孤独の少年

br

、、、暇だぁぁぁぁぁぁ

朝起きて最初の一言がそれ。毎度いつものことだからもうそれにツッコんでだりはしないけど

br

というか相変わらず寒い、、、、

br

待って今何時なの?

br

あ、太陽さんの位置的に多分6~7時ぐらいだ

br

おっはよ〜!

『、、、、』

br

、、ねえねえ今日はきっと素敵な日になると思うよ〜‼

br

街から色んな人が集まってくるかも‼

br

だから今のうちにおもてなしの準備しなくちゃね!

br

きっと愉快なお客さんも来るんだろうな〜

br

じゃあお茶の用意とお菓子を沢山作ろっと‼️

『、、、』

br

、、、ふへっw楽しみだなぁ〜

これは全部

僕の独り言

br

お茶は〜、、、確か紅茶のやつまだ残ってたはずだしそれにしよっと

br

お菓子か、、、、う〜ん悩むな、、

br

ねえねえ、お菓子何作ればいいと思う?

『、、、、』

br

あー!確かにパンいいかも!

br

これならご飯にもなると思うしお茶会にもなるなる!

br

ありがと〜‼

br

ん〜と、じゃあシナモンロールにしよっかな

br

あとは、、

br

そうだ!パン生地でピザ作ろ‼

br

お客さん沢山来そうだし多めに焼いとこっと

br

じゃ、決まったことだし早速やるぞ〜‼

『、、、、』

br

、、、、ふふっ

br

__今日はきっと素敵な日になる__

いつも僕が言っている言葉

『今日は素敵な日になる』

それは、僕にとって毎日の希望の言葉だ

その言葉のおかげで僕は楽しく生きてるし、いつも希望を見出している

僕はこの❈❈森に住んでいる

父さんと母さんはいない。僕がちっちゃい頃にはまだいたとは思うけどあまり覚えてはない

齢14というまだ幼い子供ではあるけど一応なんとか生活できている

br

えっと〜、、まずは畑の小麦を収穫かな

br

シナモンは、、確かまだあったはず、、

言い忘れていたことがある

僕は街に降りたことはない

、、、、いや、昔はいつも降りてた

ザクッザクッザクッ

br

ふぅ、、やっぱり収穫するの結構体力使うなぁ、、、

br

、、、でもお客さん沢山来るんだしこれくらいは我慢我慢‼

br

、、、、

br

、、、きっと、、来るよね

僕が街へ降りない理由はちゃんとある

『回想』

br

おじさ〜ん

br

このチョコちょーだい!

店主)あいよ。##円な

br

はーい

店主)まいど。また来いよぶるーく!

br

うん!また来るね〜

僕はいつも街へ降りて買い物をしていた

昔は沢山の人に話しかけてもらったりしてくれて生活に不便はなかった

だけど

市民)おい、、あれって噂のガキじゃね?

市民)ああ、、確かにそう見えるな、、

市民)きっとあのガキこそが

市民)ある日に人を無差別に殺めてその時ついた血を見て喜ぶあのイカれた少年、、

市民)『紅少年』

br

、、、、

市民)だ、、だがあんな弱そうなガキが人を殺めることは、、ない、、よな

市民)分からないが、、、特徴が似ているから警戒せねばならないな、、

市民たちが僕の噂話をしている

『紅少年』というのらしい

紅少年は決して僕ではない

人を殺めることがどれほど辛いことか、、、知っているから

店主)まったく、、ぶるーくが人を殺めるだなんて考えつかねぇわ

店主)大丈夫だぶるーく。俺はぶるーくの『味方』だから決してぶるーくを疑ってないからな!

br

、、、ありがとうねおじさん

br

それじゃ、ばいば〜い‼

その噂話のせいで

br

やっほ〜!

市民)、、、、、

市民)、、、、

店主)、、、、

br

、、、、あれ?

br

ね、、ねぇ、、、、聞こえる?

店主)、、、、話しかけんなよ殺人鬼が(小声)

br

、、え?

誰にも話しかけられなくなった

きっと殺されるのが怖いからだろう

とりあえず、その噂話のせいで僕は独りになってしまった

今まで気軽に話しかけてくれた人にも無視されてしまった

br

、、、

br

材料全部ゲットできたし早速作るぞ〜!

br

、、早く用意しておもてなし沢山したいなぁ

br

、、、

br

絶対、、、、、来る、、もんね

数時間後 【夜】 

br

さーて、紅茶もお菓子も用意できた!

br

椅子と机も並べた!

br

綺麗な装飾もできた!

br

、、あとは

『、、、、』

br

、、、、

肝心のお客さんが来ない

br

、、、

br

、、、、あはっ

br

そう、、だよね

br

こんな、、こんな森にお客さんなんて来ないもんね、、

br

、、ううん

br

きっと、道に迷っちゃってるんだ!

br

だから来ようにも来れない状況、、だもん

br

、、、今日は、、たまたま調子が悪かったんだ

br

明日はちゃんと、、来る、、、よね

こんな台詞を言ってるいるけどそれはもう毎日のことだ

こんな森に誰も来るわけなんかない

誰も招待するようなことをしていない

最初から、、来ることなんかないんだ

br

、、、紅茶冷めちゃうし熱いうちに飲んじゃおっと

br

、、、、

光すら薄くて暗いこの森の影響で紅茶が冷たく感じる

別に、いつものことだ

こんな生活なんか当たり前だ

br

、、あはっ

br

明日はきっと、、、、

br

『いい日になる』から大丈夫、、、

br

、、、、

先の未来なんか知っている

どうせ明日も誰も来ないで独りに過ごすだけだ

それがいつものことだ

br

、、、そう

br

いいもん、、もう慣れっこさ

本当に、、そうなんだろうか

確かにこの生活はもう日常茶飯事

だけど

独りは、、、、寂しい

、、、みんなに無視されたあの日からずっと孤独を感じてきたんだ

たった一つの噂のせいで

でも僕は、その噂を否定するような行動を移さなかった

いや、

『移せなかった』

きっと僕は移した後の結末を考えてしまい行動に出せなかったのだろう

まず自分が行動しないと周りの人から分かってもらえないのに、、、、

変わろうとしない

br

、、、独りは

br

、、、、独りは、、

br

嫌だ、、‼

なのに、、後のことが怖くて行動に移すことができない

僕が変わろうしない限り

生涯孤独だ

変わりたい、、変わりたい、、、、

でも、、やっぱり怖い、、、、

br

もう、、、、

br

どうすればいいの、、、、

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も う 悲 し い ん だ け ど … …

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