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あなたはインターホンを鳴らした
ガチャ…
健人
健人
健人
健人
家の中にて
健人
健人
紅茶の香りが広がる
健人
健人
健人
健人
あなたは紅茶を一口飲んだ
健人
健人
20年前
私が14歳の頃ですね
兄さんはカッコよくてスポーツもできて
クラスの人気者でした
私と違ってね?
別に恨んじゃいませんよ笑
兄さんは私の憧れでしたから
けんと
けんと
たくと
けんと
けんと
たくと
たくと
兄さんはチームにとってのエースでした
そんな兄さんが変わり始めた
ある時から
たくと
けんと
けんと
たくと
たくと
最初は心の底から祝えた
けど…
母
母
母
たくと
たくと
母
母
けんと
あの兄さんが部活を辞めた
その日から
兄さんの輝きはすっかり失せてしまった
健人
健人
健人
健人
健人
健人
健人
健人
あなたは部屋を見渡す
気味の悪い動物の剥製が複数置いてあった
健人
健人
あなたは黙って健人の話を聞く
健人
健人
健人
健人
健人
バンっ!!
健人は思いっきりテーブルを叩く
健人
健人
健人
健人
あなたは黙っている
健人
健人
健人
健人
健人
健人
健人
健人
健人
あなたは目をこする
健人
健人
健人
健人
健人
健人
あなたは動けない
あなたの視界は暗くなっていく
あなたは…