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____________

さいきんね まま のちょうしが わるいの

よくせきしちゃったり

たくさんねちゃったりしてるの

そんな まま はぼくからみたら すごくほそくて 、 しんどそう

でもね

( がち ゃ

....

ないこ 、 おかえり ... っ

... うん

今日も夜ご飯いらへん 、 ?

いらないよ 、 大丈夫

ぁ 、 おかえり っ ... !

邪魔

ぱぱ はかえってくると いつも ぼく をみてきげんが わるくなるの

目の前から消えてくんない ?

ぇ 、 ... っ 、

ないこ 、 言い過ぎ
ちゃう ... っ 、 ?

まま がしんどくなっちゃってる のもきっと ぱぱ のおきげんの せいなの

それをわるくしちゃってるのは ぼく だから

ぼくがいなくなれば まま はしあわせにくらせるのかな

さいしょから ぼく なんて いなけりゃよかったんだ

うまれてこなきゃよかったの

... っ 、 ひぐ ッ 、 ( 泣

.... 泣くなよ 、 煩い

ぃ む ... ッ 、

ごめんな 、 っ 、 ぁ

だいじょ ぅ ぶやで .. ッ

こうやって まま のあたたかさを かんじられるのもいまだけなの

もう ぼく はここからいなくなる んだから

まえ 、 ぼく みちゃったの

らくにしんじゃうほうほうが あるんだって

そのほうほうなら ぼく にでも できそう っ ておもったの

もういいから 、 早く
どっかいけって

.... っ 、 ぅ " 、 ッ ぁ 、

まま ぁ " ... っ 、 ッ "

ごめんな ぁ " ... ッ

いむにどれだけ
負担かかっとるん
やろうな ぁ 、 っ

まま はやさしいからこんな ぼく もしんぱいしてくれるんだよね

だいじょうぶだよ

まま はこれからは ぱぱ と ふたりでしあわせにくらせるん だもん っ

... ぼく っ 、 だいじょ ~ ぶ っ

げんきだよ 、 っ ... !

ふふん っ ( ぴ ー す っ

いなくなっちゃうまえまでは げんきでいなくちゃ

しんぱいかけすぎちゃったら また ぱぱ におこられちゃうや

... そっか 、 ッ " 、

心配しすぎやったね ... ( 苦笑

ううん 、 そんなことないの

まま からのおおきなやさしい あいはね

ぼくにたくさんた ー くさん つたわってたんだよ

ぼくずっとしあわせだったんだもん

まま が ぼく に 『 あいしてるよ 』 っ ていってくれたこと

ずっとわすれないよ

... ぼくおふろはいって
くるね ... っ !

一人でだいじょ ~ ぶ .. ?

うん っ !!

( 抱着

ないこがおるから
行かれへんねん 、

ごめんな

だいじょ ~ ぶだよ っ

これいじょういたら ぼく ないちゃうや

はやくおふろいかなきゃ っ

_____________

あれから15分後

ないこ ... っ 、

隣で まろ がかたかたと震えて いるのが写る 。

な ぁ ~ に っ ?

いむが .... っ 、 おそ ぃ ッ

.... たしかにね

最近俺自身の様子が可笑しいと 感じることがある

俺には子供なんて必要ない

むしろ邪魔まで感じていた俺が 息子である いむ に

手を上げることが出来なくなった

なぜだろう

単純に可哀想

そんな感情が芽生えていた

溺れてへんかな ... っ 、

大丈夫 、 きっと
大丈夫だよ

まろ が今も相変わらず震えており 先程俺は いむ に強く当たり 過ぎてしまったように感じる

この気持ちはなんだろう

わからない

俺はこんな気持ち知らない

ぁ かん っ ... 、 おれ っ
見に行く っ 、 ..

まろ 、 っ ?

まろ がしびれを切らしたかの様に リビングから飛び出していった

するとしばらくして

がた っ という音と共に なんとも弱々しい声が 聞こえてきた

.... まろだ 、 っ

まろ に何が

そんな思いを拭いきれず 俺もリビングを飛び出していった

が 、 そこには まろ が崩れ 何かを抱きかかえながら 小刻みに震えているのが 見えた

ゃ だやだ ... ッ 、 っ " 、

しなな ぃ " で ッ ... 、 っ

それも いむ を

へ っ ... ッ 、

もしかして

思ったときには遅かった

いむが ぁ 、 ッ ... っ !

死んじゃう ッ " ... っ !

生きてるの ... っ 、 ?

まだ 、 っ ... ッ

だいじょ 、 ッ .. ぶ

なんとか生きてはいたみたいだ

なんだこの胸騒ぎは

苦しい 、 胸が締め付けられる

わからない 、 怖い怖い

とりあえず病院いこ

ぅ " ん 、 ッ 、 っ

冷たい いむ を抱きかかえてる まろ も

どんどんと体温が下がって いる

きっと恐怖からだろう

俺には何ができるんだ

今まで散々罵声や暴力を 振るっていた息子に

そんな考えを抱きながら俺は 病院にむかった

_____________

この無機質な廊下に響く 機械の音

ぃ む 、 ッ " ... っ 、

おねが ぃ っ 、 ッ ...

それと共に俺の腕の中で 啜り泣く嫁

そんなごちゃごちゃな環境の中 俺は先程から抱いていた 感情の答えを知った

愛情だ

俺は俺が気づかないうちに いむ に愛情を向けていたんだ

子供として

大切なたった一人の息子として

なぜ今まで気づかなかったんだ

手術室には手術中の文字が 消えることなくついている

それが俺の中である 悲しみのようで

消えなくて 、 消えてほしいと 思っていても自分にはどうしようも できないこと

でも

ただ助かってほしい

今の俺はそんなことしか 考えられなくて

手術室の電気が消えたことに 気がついたのは まろ が 泣き崩れたときだった

まろ の涙にはただた 思いがたくさん詰まった涙だった

______________

2週間後

あれから俺たちは毎週の ように出かけるようになった

家族との時間は永遠ではないことを 知ったから

ぱぱ ぁ っ 、 ... !!

ど ~ したの

かわええな ぁ 、

あそぼ っ 、 !! ( 輝

お っ 、 何して
遊ぶ ~ ??

ん ー とね っ

おにごっこ っ !!

よっしゃぱぱが
鬼してあげる ~ !

やった ぁ ~ っ !!

ないこ 、 ありがとな

俺にはかけがえのない
存在だからね

... そっか ( 微笑む

これからは一秒たりとも無駄に したくはない

それであったはずの幸せが 失われるのはいやだから

子供の成長が親の1番の 幸せだと初めて知った日 。

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家族には 愛がつきもの

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コメント

23

ユーザー

時差コメすみません! この展開は最高すぎますぅ🥹🫶💗

ユーザー

このないちゃん最高!

ユーザー
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