3夜目【犠牲】

ねぇ！！！誰かコラボしよ！？！？

なんか絡みたい！！！寂しい！！！

なんでみんなそんなになんかコメ欄とかでわちゃわちゃやってんの！？

裏山！！！←

わちゃわちゃしたい！！！しよ！！！←

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恐らくロビー、の扉を開ければ

机の上やら壁にまで所狭しと置かれたナイフやら銃。

各々の反応は様々。

1人明らかにおかしいクレイジーサイコが居るが。

それぞれペアで武器を取ってロビーを出ていった。残ったのは僕ともう1人、

えー…こちらとろです。 とろ。

とろとろプリンです(?)

なんで私このクレイジーサイコとペアなんですかねぇー…どーせならもっと常識人が良かった…

クレイジーサイコもといはるさんが引っ張るから辛うじて手に持ったライフルしか無いんですが…。 (しかもこれ固定して撃つようだし…)

はぁ…

突然のカミングアウトに驚きが隠せないどうもとろです←

まず殆どの人は戦闘は望んで居なかった。つまり大抵の人が隠れる方針、襲われたら反撃。って感じの考えなはず。

身を隠すなら、 人が少ない場所。 見つかりにくい場所。 逃げやすい場所。

武器もあって隠れるスペースもある。 しかもスタート地点。ってだけあって人は殆ど寄り付かない。 極めつけはロビーは広い割に障害物、死角が多く見つかったあとも逃げやすく撒きやすい。 戦闘を好まない人にとってこれ程好都合な場所はあるか？

私と同じように考えた人、もしくは頭がキレるちぃずさんやら玲音さんなら…

彼女の私を見つめる目が面白そうに細められた。

どこかで見た単語を口に出す。

フェル、ルフが居なくなったロビーには開始早々に部屋を出ていった2人が居た。

2人以外居ないロビーは不気味な程に静かだった。

ロビーの入口に小規模な地雷を仕掛けた玲音はじっと扉を見つめるばかり。

おもちに至っては手持ちのナイフをクルクルと回し退屈そうにしている。

その時場の空気が水を指した様に静かになる。

聞こえる息遣いが大きくなる。

その瞬間小規模な地雷は扉を破壊する。

視界の端で誰かが笑った気がした。

ロビーの扉の方から爆発音がした。

今ロビーの方へ行っても比較的戦闘力の低いみゆちゃんと私じゃ返り討ちに合うのが目に見えている。

なら行動は早い方がいいだろう。

なるべく問題ない。という様に笑顔を浮かべて話しかける。 それでも心配そうな顔をする彼女は随分と賢いのだろう。

みゆちゃんの声に被せるように背後から声が聞こえる。

2人の持っている武器やらを見てみゆちゃんが震えたのが分かった為、抱き寄せる。

「反吐が出る」と言いたげな顔で顔をしながらため息をつくフェルさん。

どうする。

どうすればいい？

考えろ…！最善策を考えなきゃ…！ 誰も死ななくていい方法を…、みゆちゃんが傷付かない方法を…！！

…。 誰も、死ななくて…いい？

…簡単じゃないか。

後は…、この2人が乗ってくるかだ…！

みゆ、と名乗った少女を抱きしめながらちぃずがこちらを見やる。

歳だって周りと比べればだいぶ小さいだろうに。

ほんま難儀な子。

さぁ、この2人はどう出る？

少し震えた声で言うちぃず。

ルフの方を見ればちぃずが話し出すのを待っている。

しゃーねー、待つか。

少しずつ歩く。

「もう殺していい？」そうルフに合図を送ろうとすれば、

『ないです。』

ちぃずが俯いていた顔を上げ僕の腕に隠していたのであろう、小型のナイフを刺した。

一瞬僕らが怯んだ隙にみゆさんと走りだす。

否、走り出そうとした。

走り出そうとしたちぃずをルフが持っていた拳銃で撃った。

あの感じだと時期に死ぬだろう。 ナイスAIM。ルフ。

もう助からないだろうに、健気に手当をしようとする姿は随分と滑稽に見えた。

どこからが銃声が響く。

きっと誰か死んだのだろう。

…つまんない。

パッと浮かんだ感情はそれだった。

…そうだ。今ここで自分の仲間であるとろを殺せばこの2人はどんな顔をするんだろう。

絶望？

困惑？

それとも恍惚？

気が付けばとろの後ろを取って喉を掻っ切っていた。 きっと素敵な表情で死んだんだろうな。なんて考えるだけで興奮する。

思った通りの顔。もっと。もっとその顔を見せてよ。

ねぇ？貴方を殺せばどんな顔をしてくれるの？

もっとみたい。もっともっともっともっと…！！！！

脚を、撃たれた。

血がドクドクと溢れ出し、頭に理性が帰ってくる。

そう言って玲音から差し出された手を取って立ち上がった。

まだしっかりと理性が帰ってきていないぼんやりとした頭で無機質な放送を聞き流していた。

▼今宵ノ犠牲者ハ「とろ」サマと「ちぃず」サマデシタ。明日モ頑張ッテ生キ残ッテクダサイ。

＿＿＿＿1日目、終了。

ちぃず

彼女の罪は幼少期、大切だとされていた友人を見捨てた事だ。

彼女の頭脳を持ってすれば確実に助ける事が出来た。

それをしなかったのは自身の身を案じたからだろう。

今度は守る事が出来たじゃないか。 よかったね。

とろ

彼女もまた自身の身を案じる事を優先した人間の1人だ。

大衆の中に1人殴る、蹴るの暴行を受ける生徒が居た。

生徒会長の座に居た彼女なら止められただろうに。

いじめ？

そんなものには見て見ぬふりを。

介入するのが1番の厄介事だから。

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やっと誰か死んだよ←

てかはるさんがただの狂った人で笑う。

ルフちゃん万能すぎんか…。

てかこれ出てくる人全員に勝手に設定付け足してるからね←

今回の最後、死んだ人の黒い部分？あれが罪の内容っすよ。

これ次回辺りからおまけが追加されます←

今回みーさんとか空気やね…

まぁ、次回活躍しますし…許してちょ！←

《現在の死亡者》 ちぃず とろ