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『死にたい私と空っぽの君と送る物語』

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『死にたい私と空っぽの君と送る物語』

1 - 第1話 『空白の人生計画表』

♥

77

2024年10月03日

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琉海くん

みなさん、こんにちは!琉海くんです!

琉海くん

今回は初投稿なので
少し自己紹介させていただきます!

琉海くん

名前は琉海くんといいます
性格は友達からは変人・面白い人と言われてます
好きな食べ物はハッピーターンとキノコの山
これから、どうぞよろしくお願いします!

琉海くん

今回の作品の題名は…

琉海くん

『死にたい私と空っぽの君と送る物語』です!

琉海くん

それでは、登場人物の紹介!どうぞ!

海音(かのん)

春永海音(はるながかのん)
中学校の頃は事件がきっかけで不登校だった
事件がきっかけで人を嫌いになった

真琴(まこと)

春永真琴(はるながまこと)
春永家の末っ子である
海音から愛されてると思っている

結良(ゆうら)

高瀬結良(たかせゆうら)
初等部からの海音のお友達
お姉ちゃんに憧れていて親が大好き

遥羽(らるは)

木村遥羽(きむららるは)
高等部からの転入生
謎が多い人物として不思議がられている

流星(りゅうせ)

松井流星(まついりゅうせ)
中等部から入ってきてモテている
遥羽が面白くて友達になっている

海音(かのん)

はぁ~…おはよう…

海音(かのん)

今日で最後のわたし…

海音(かのん)

ペラッ…(紙をめくる)

真琴(まこと)

お姉ちゃーん!朝ごはんできたってー!

海音(かのん)

うん…わかった…今行く

海音(かのん)

トコットコッ(歩く音)

ー 人生計画表を作ろうという授業があった ー

ー 大◯選手の影響を受けて始めたの授業内容だろう ー

ー みんななら、なんて書くだろか? ー

ー 将来は漫画家になりたいとか、結婚したいとか ー

ー そんな幸せな事がポンポン思い出てくるんだろう ー

ー だけど、私は違った ー

ー 私が提出したものは、空白だった ー

ー 人生に何があるかわからない、人生が一変する出来事とか ー

ー 例えば、家族の誰かが殺されたり、そんなことだ ー

ー だけど、そんな空白の紙に一つの文字があった ー

16歳、自殺により死亡

ー そんな、夢を実行する日を待ち望んでいた ー

ー 生きる価値のないわたしにとっては最高の夢だった ー

ー そんな日が今日やってきた ー

真琴(まこと)

お姉ちゃん!一緒に食べよう!

海音(かのん)

うん、わかったよ

真琴(まこと)

いただきます!

海音(かのん)

…いただきます…

海音(かのん)

パクっパクッ(食べる音)

真琴(まこと)

パクっパク(食べる音)

真琴(まこと)

これ、めっちゃ美味しいー!!

海音(かのん)

ごちそうさまでした…

海音(かのん)

トコットコッ(歩く音)

真琴(まこと)

お姉ちゃん、今日早くない?

海音(かのん)

用事が有ってね…

ー 最後の晩餐を終え、部屋に遺書を残し、学校に向かう ー

海音(かのん)

それでは…

海音(かのん)

学校で逝ってきます…

海音(かのん)

トコットコッ…(歩く音)

海音(かのん)

ここで、やっと私は死ねるんだ!

ー このときには、もう理性はなかった… ー

ー 高所恐怖症だったはずの私には、恐怖はなかった ー

ー 何なら今から死ねるという、嬉しさがあった ー

海音(かのん)

トコットコッ(歩く音)

海音(かのん)

それじゃあ…この醜くて息のしづらい世界と

海音(かのん)

醜くて腐っている人間たちも…バイバイ

ー そこで、私は飛び降りた ー

ー だけど…痛くなく手に生暖かい温もりを感じ目を開けた ー

ー そこには、辛そうに私を見つめながら…私の手を握る ー

ー 少年の姿があった ー

ー 少年は私の手を引っ張って、屋上に引き釣り戻した ー

海音(かのん)

…何で何でよ!?

海音(かのん)

…なんで私を死なせてくれないの!?

ー 少年は辛そうな顔に寂しそうな顔をわたしに見せた ー

ー その表情に見覚えがあった私は泣きながらこういった ー 

海音(かのん)

何でよ、…(ポロッポロッ

海音(かのん)

どうして、私の夢を壊そうとしてくるの?(ポロ

ー 少年は寂しそうな表情で口を開いた ー

遥羽(らるは)

ねぇ…

遥羽(らるは)

そんなのが夢で、悲しくないの?

海音(かのん)

えっ…なんで…(ポロッポロッ

海音(かのん)

なんで…君が泣いているの?(ポロッポロッ

遥羽(らるは)

…(ポロッポロッ)

ー そう、彼は寂しそうな表情し泣いていた ー

ー 私のために泣いていた ー

海音(かのん)

どうして…助けちゃたの?(ポロッポロッ)

遥羽(らるは)

…ギュッ

ー 彼は私のことを抱き抱えた ー

遥羽(らるは)

…君はひとりじゃないよ(ポロッポロッ

海音(かのん)

…(ポロッポロッ

ー 君の生暖かい体と優し声で私は包まれていく ー

ー だけど…少し冷たくもあって ー

ー 次第に抱きしめている手を強くしていく ー

ー 私は知らないうちに君の胸の中で… ー

海音(かのん)

うわぁぁぁん!(ポロッポロッポロッポロッ

ー 泣き叫んでいた ー

琉海くん

どうだったでしょうか?

琉海くん

気が向いたら、また投稿します!

琉海くん

よかったら、フォローといいねをよろしくお願いします!次回の作品も観てね!バイバーイ!

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