琉海くん
琉海くん
琉海くん
琉海くん
琉海くん
琉海くん
海音(かのん)
真琴(まこと)
結良(ゆうら)
遥羽(らるは)
流星(りゅうせ)
海音(かのん)
海音(かのん)
海音(かのん)
真琴(まこと)
海音(かのん)
海音(かのん)
ー 人生計画表を作ろうという授業があった ー
ー 大◯選手の影響を受けて始めたの授業内容だろう ー
ー みんななら、なんて書くだろか? ー
ー 将来は漫画家になりたいとか、結婚したいとか ー
ー そんな幸せな事がポンポン思い出てくるんだろう ー
ー だけど、私は違った ー
ー 私が提出したものは、空白だった ー
ー 人生に何があるかわからない、人生が一変する出来事とか ー
ー 例えば、家族の誰かが殺されたり、そんなことだ ー
ー だけど、そんな空白の紙に一つの文字があった ー
16歳、自殺により死亡
ー そんな、夢を実行する日を待ち望んでいた ー
ー 生きる価値のないわたしにとっては最高の夢だった ー
ー そんな日が今日やってきた ー
真琴(まこと)
海音(かのん)
真琴(まこと)
海音(かのん)
海音(かのん)
真琴(まこと)
真琴(まこと)
海音(かのん)
海音(かのん)
真琴(まこと)
海音(かのん)
ー 最後の晩餐を終え、部屋に遺書を残し、学校に向かう ー
海音(かのん)
海音(かのん)
海音(かのん)
海音(かのん)
ー このときには、もう理性はなかった… ー
ー 高所恐怖症だったはずの私には、恐怖はなかった ー
ー 何なら今から死ねるという、嬉しさがあった ー
海音(かのん)
海音(かのん)
海音(かのん)
ー そこで、私は飛び降りた ー
ー だけど…痛くなく手に生暖かい温もりを感じ目を開けた ー
ー そこには、辛そうに私を見つめながら…私の手を握る ー
ー 少年の姿があった ー
ー 少年は私の手を引っ張って、屋上に引き釣り戻した ー
海音(かのん)
海音(かのん)
ー 少年は辛そうな顔に寂しそうな顔をわたしに見せた ー
ー その表情に見覚えがあった私は泣きながらこういった ー
海音(かのん)
海音(かのん)
ー 少年は寂しそうな表情で口を開いた ー
遥羽(らるは)
遥羽(らるは)
海音(かのん)
海音(かのん)
遥羽(らるは)
ー そう、彼は寂しそうな表情し泣いていた ー
ー 私のために泣いていた ー
海音(かのん)
遥羽(らるは)
ー 彼は私のことを抱き抱えた ー
遥羽(らるは)
海音(かのん)
ー 君の生暖かい体と優し声で私は包まれていく ー
ー だけど…少し冷たくもあって ー
ー 次第に抱きしめている手を強くしていく ー
ー 私は知らないうちに君の胸の中で… ー
海音(かのん)
ー 泣き叫んでいた ー
琉海くん
琉海くん
琉海くん
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