そして別の日の理科の時間
今日は実験をやった
私の席は窓側で 日陽稀の席は廊下側 真反対だった
凛華
(は〜理科つまんないな〜)
凛華
(…………そういえば日陽稀何してるかなぁ)
凛華
(…え?)
凛華
(待って…こっち来てる)
今は実験中 みんな席を立っている すると日陽稀がこっちに来た
凛華
(なんでこっち来たんだろ?)
凛華
ねえねえ
日陽稀
何?
凛華
なんでこっち来たの?
日陽稀
ん〜
なんとなく
なんとなく
凛華
実験終わったの?
日陽稀
うん!
終わってない!
終わってない!
凛華
終わってないのw
凛華
班の人を手伝ってあげなよ〜
日陽稀
え〜めんどいwww
そう言って自分の班の所に帰っていった
それが実験中に2、3回あった
でも、3回目は私が日陽稀がこっちに来たことに気づかず実験をしていると
日陽稀が私の肩を叩いた
私が振り向くと 彼は何も言わずに、笑って目の前で手を振っていた
凛華
何してるの?
日陽稀
いやw
日陽稀
凛華がこっちに気づかなかったから
凛華
\(//∇//)\
わざわざ肩を叩いてくれた事はまだ覚えている