素顔を隠す青鬼
※捏造です。本家とは異なります。
それはある雑談から始まった。
皇帝
青井らだお
俺は、黄金世代という中の1人の青井らだお。
今、チルタイム(雑談時間)を黄金世代の皇帝とドリーと話をしていた時だった。
青井らだお
皇帝
ドリー
青井らだお
皇帝
青井らだお
ドリー
皇帝
青井らだお
皇帝
全然気にしていないようにそう吐くらだお。
そんなことあるのか?みたいな不思議な顔をする2人。
ドリー
青井らだお
そういうとらだおは自分の家系の話をし始めた。
青井らだお
青井らだお
青井らだお
皇帝
青井らだお
青井らだお
青井らだお
急に双子の弟を褒め出す。
ドリー
青井らだお
青井らだお
皇帝
皇帝
青井らだお
少し俯きながら
青井らだお
と、周りに人がないないか確認をする。
誰も居ない3人だけ。
全員が外でパトロールだの、事件対応などしているからだ。
ちなみに、3人がこんなに雑談してるのはネル先輩という上官に休めと言われたから。
言われてなくて圧もなかったら多分働いている。
青井らだお
と、ヘルメットのネジを外し、ヘルメットを取る。
それを取ったらだおの顔には
皇帝/ドリー
"大きな火傷"があった。
青井らだお
火傷しているほう、右の目の周りを触る。
大きい肌色には程遠い赤色の火傷は右目と重なっており、その目は薄い水色のような瞳をしていた。
ポカンとしているとらだおはまた語りだした。
青井らだお
ロスサントス街に来る、1年前の出来事だった。
青井らだおは日本にある実家で見習い警察官として過ごしていた。
青井家は院長だった100年前から一変し、警察一家となっていた。
そんな時、ある事件が起こった。
それは、昔の先祖の書物がある蔵に火が着いたのだった。
親族は皆、その蔵から離れていた。
俺も、弟のラディを連れ、離れようとした。
が、ラディは俺の手を振り離し蔵へ向かった。
そこにある書物は昔、院長だった先祖の医療知識などが記載されているものが多かったのだ。
ラディは昔っから警察一家に反して医者になろうとしていた。
だから、ラディにとっては大切な書物だったのだ。
青井らだお
俺はラディの手をつかんだ
青井ラディ
ラディは物凄く必死だった。
俺の力に勝てないと分かっているのに、無理矢理取ろうとしていた。
俺はラディにこう言った、
青井らだお
青井らだお
俺は家族の中で唯一ラディを応援していた。
俺はそんなラディが火傷をして、医者になれなかったらと心配したんだ。
青井らだお
そういい、蔵の中に入っていった。
青井らだお
軽い火傷をしたが、何とか蔵の中にある書物を取ることが出来た。
早く戻ってラディに渡そうそう思い急いで蔵を出た時。
段差に気付かず転んでしまった。
青井らだお
転けた先には火があり、そこに右だけ付けてしまった。
青井らだお
火傷した方を抑えながらも、俺は書物だけを大事に守りながら、抱え、蔵を出た。
その時に出来たのがその火傷だった。
その火傷は命に関わらないが、右目が見にくくなり、跡も残ってしまった。
それから、親にヘルメットを着けられた。
【絶対とるな】
それが親に言われた最後の言葉だった。
ーーーー
青井らだお
青井らだお
青井らだお
そう、笑いながら言っている彼は少し怯えているようだった。
皇帝
皇帝
ドリー
そう2人はらだおをヘルメット越しにじゃない、直接頭を撫でた。
らだおの目からは涙が出ていた。
青井らだお
彼の素顔の顔での笑顔は
宝石よりも
美しかったと言う。
コメント
3件
最高すぎる!ちょっと泣きそうなった