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蓮
蓮
蓮
蓮
ワンク ・同一CP(MUSICA🎤×クロノスタシス🎤) ・「MUSICA」および「クロノスタシス」を聴いたうえで読むと楽しい。かも。 ・全て筆者の自己解釈 ・全てを許せる人向け ・口調が迷子 ・苦情は一切受け付けません
蓮
MUSICA
クロノスタシス
エメラルドシティ
ファタール
lulu.
周りが酷く騒がしい。
耳にダイレクトに届くハイテンポなJ-POPと、それに合わせて騒ぐ大量の人々。
友達に連れられたクラブで、ボクは小さくため息をついた。
そもそもこんな雰囲気は好きじゃない。 時計の針の音しか聞こえない部屋の中から窓の外をぼんやりと見る。
それが趣味なボクが、こんな騒がしい雰囲気に慣れる訳もなく。
クロノスタシス
lulu.
クロノスタシス
ファタール
エメラルドシティ
クロノスタシス
ファタール
クロノスタシス
lulu.
エメラルドシティ
クロノスタシス
lulu.
ファタール
lulu.
クロノスタシス
ゆったりとした談笑中、カウンターに置かれるブルーベリー色の液が入ったグラス。
それが何かを知らないくらい、ボクは子供じゃない。
ファタール
ファタールがグラスをさっと奪い取り、中を一気に煽る。
まつげに少しだけかかるくらいの長さの前髪から覗く水晶のような瞳が、空になったグラスを刺す。
エメラルドシティ
エメラルドシティ
クロノスタシス
ファタール
クロノスタシス
lulu.
lulu.
エメラルドシティ
エメラルドシティ
クロノスタシス
自身の酒耐性の無さは、ボク自身がよく分かってる。
別にボクに魅力に感じるような人も居ないだろうし、お酒を飲まないようにするだけ、それだけ気をつけよう。
ボクはそう思った。
ファタール
エメラルドシティ
lulu.
クロノスタシス
ファタール
クロノスタシス
バラバラと別の方向に散っていく3つの背を見つめ、ボクはため息をつく。
ルルとファタールに言われてここ…クラブに来てみたはいいものの、人混みも大きな音楽も、何もかもが苦手なボクがそう簡単に馴染める訳もない。
グループLINEに「先に帰る」と言ってしまえばここから逃げられる。
簡単なことだけど、ボクを気遣って苦手を克服させようとしてくれているルルやファタールに申し訳ない気もした。
クロノスタシス
椅子に座ったまま上半身を机に預け、水が入ったグラスを傾ける。
クロノスタシス
青と赤のピクトグラムを探すために重い腰を上げた。
???
クロノスタシス
元いた場所の椅子に座る。グラスの中の透明な液体が、ボクの淀んだ心を見透かして嗤っているように感じた。
クロノスタシス
???
クロノスタシス
振り返る。
センター分けが良く似合う、綺麗な顔立ちの男の人。オシャレなバケットハットの向こうの濃紺の瞳が優しくボクを見据えていた。
???
クロノスタシス
少し俯く。
???
???
MUSICA
クロノスタシス
クロノスタシス
MUSICA
目を細めて笑う瞳。
整った顔がふわりと弾けたようなその笑顔に、ボクは見とれた。
クロノスタシス
詳しく知りもしない人を好きになるなんて…
顔に動揺が出ているだろう。ムジカさんに変な人だと思われるのは少し嫌だと思った。
落ち着くために、グラスの中の水を煽る。
グラスの中の、水を。
クロノスタシス
あれ…寝てた?
頭がぼんやりする…
クロノスタシス
トイレから戻って、ムジカさんと話して…
そこからの記憶が無い。
頭がぼんやりとしていて重たい。
お酒…お酒、飲んだ時みたいな…
???
ぱちゅ、ぱちゅ
クロノスタシス
???
ぱちゅ…
クロノスタシス
ぱちゅ♡ぱちゅ♡
クロノスタシス
MUSICA
頭…っびりびりして…♡
なに?なに、これ…?♡
ぱちゅっ♡ずろっ…ばちゅっ♡
クロノスタシス
びゅるっ♡びくっ
わかんない…わかんない、何これ?♡
MUSICA
MUSICA
ぐぽっ!!♡♡
クロノスタシス
びくびくっ!ぷしっ…♡
MUSICA
MUSICA
MUSICA
MUSICA
クロノスタシス
蝸牛の奥に潜り込む低い声
クロノスタシス
あたま…ばかになりゅ…♡
MUSICA
ぐぽっ♡ぐぽっ♡
クロノスタシス
クロノスタシス
クロノスタシス
MUSICA
クロノスタシス
負けじと強く抱き締め返してくるムジカの背中に爪を立てて縋り付く。
クロノスタシス
クロノスタシス
MUSICA
びゅるるっ♡びゅく…♡
クロノスタシス
おなか…あちゅい…♡
クロノスタシス
MUSICA
ばちんっ!
クロノスタシス
MUSICA
MUSICA
ぐっ…
クロノスタシス
MUSICA
ぐぼっ!!♡♡
クロノスタシス
クロノスタシス
MUSICA
MUSICA
びゅるるるっ!♡どぷっ…♡
クロノスタシス
視界がチカチカと白飛びする
苦しいのに、きもちいい
クロノスタシス
しぬ……♡
クロノスタシス
いつもはクラブで口説いた女を抱いていた。
俺の性欲は満たされていた。
ただ、女は中出しすることができない。
生でやりたいのに、ゴムを付けないといけない。別に中に出したって構わないけど、女は面倒な生き物だ。
俺にねちっこく、子供の金を払えとか責任を取れとか粘着されるのは面倒だ。いちいち対応するほど俺は暇じゃない。
だから俺は男を抱くことにした。
酒に弱い男
その情報をたまたま聞いた
見てみれば、クラブは初めてなようで、机に突っ伏して水をちびちびと飲んでいた。
気弱そうで声も出せないだろう。 周りに声をかける勇気もないだろう。
MUSICA
ガタンと席を立つ男
トイレにでも行ったのか。 俺は慣れた手つきでグラスの中の水を酒に入れ替えた。
つくづく愚かな人間だ
狙われるかもしれないとお友達に言われていたのに、油断してグラスから目を離して。
俺は馬鹿が大好きだ
馬鹿は自分すらマトモに守れないから
クロノスタシス
本当に酒に弱いようで、飲ませて少し時間を隔てただけでこの蕩けっぷり。
MUSICA
クロノスタシス
どこかで、「酔ってないと自称する人は酔っている」と言っている人を見たことがある。
MUSICA
MUSICA
MUSICA
MUSICA
あからさまな嘘をついてみる
酒で浮いた頭じゃ冷静に考えれないだろ なあ、クロノ
クロノスタシス
クロノが俺に抱きつくようにくっつく。
正直、この男が好きになったとかじゃない。
そもそも恋愛対象に男はいない。
俺の体にひっつくこの男が、邪魔で邪魔で仕方がなかった。
だがここで突き放せば今日の性欲処理が出来なくなってしまう。 だから俺は甘い言葉でクロノを誘った
MUSICA
横で眠るクロノの顔を見つめる
肩に残った噛み跡や、首に残った黒くなってる絞め跡が、カーテンの隙間から漏れ出る朝日に照らされている
優越感は湧かなかった。
コイツの身体はもう十分に楽しんだ
クロノスタシス
MUSICA
MUSICA
クロノスタシス
MUSICA
MUSICA
クロノスタシス
MUSICA
待って、待ってと乞う声が聞こえる
もう何回も聞いた さすがに聞き飽きたかも。
はぁ、腹減ったな
どの女に飯奢ってもらおうかな
蓮
蓮