TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

薄暗かった空間に

一筋の光明が差し込む

薄らと見えるその先には

明るい髪色をした

少年3人が此方を伺っていた

🌟R

ごめん!!遅れた~

□□

遅いよれるち~

□□

××もう食べ始めちゃってるよ?(笑)

××××

…ん~?

××××

□□□ちゃんも欲しいの?

□□

要らんわ(笑)

オレンジ色の髪をした少年と

紫色の髪をした少年がじゃれあう

そしてその様子を

可愛らしい笑みで見守る

緑髪の少年

○○

れるち…?

○○

その方は…?

緑髪の少年が尋ねる

🌟R

あっ…そうやった

🌟R

忘れとったわ、ごめんw

‪”‬おいッ‪”‬と現在の関係の僕なら

突っ込んでいる所だろうが

あの時は空気を崩さぬように

にこやかに時を済ませようとしていた

☆☆

…初めまして

☆☆

2年4組の☆☆と申します

☆☆

れるさんとh((

××××

2年生…?

××××

なら○○君と学年同じなんじゃない?

だけど…

虚しくもその声は掻き消されたんだよな~…(笑)

○○

ぁ…そうだね

🌟Y

えっと…ゆうって言います…ニコ

🌟Y

よろしく…お願いします

□□

ゆうくん人見知りだからねぇ

□□

俺はゆうくんの兄で

🌟K

こったろっていいます。

🌟K

クラス違うし大変かもしれないけど

🌟K

良かったら仲良くしてあげてね…?

この時からゆう君は

少し人に怯える様子を見せていた

それでもまだ、虐めは無かった頃だし

少なくとも今よりは

元気な様子を見せてくれていた。

…今思えば酷いこと言っちゃったな

‪虐め‪”‬なんかで‪”‬って

どれだけ辛いことなのかなんて

僕が1番分かっている筈なのに…

こったんは先程まで騒いでいた彼とは

別人と言えるほど爽やかな笑顔で

自己紹介をしてくれたっけ

頼れるお兄さん感は

今も昔も変わらないな

たまに話を聞いていない時あるけど

🌟R

同じやなかったら流石に連れてこれへんわw

□□

…え?

□□

一応俺も最近あったばっかだよね!?

🌟R

□□□は近所やろ

□□

一応俺も先輩なんだけど!?

□□

あ…俺は

🌟K

くにっていいます

🌟K

よろしくね?☆☆くんニコッ

くにおはこの頃から、The犬系男子だった

いつでも何処でも

僕みたいな変な後輩にも

愛想を振りまくし

とにかく当時は心配が

勝っていたことは覚えている

☆☆

よろしくお願いします

☆☆

ではあとは皆様でごゆっくりニコッ

🌟K

え…?帰っちゃうの?

☆☆

いや…そのぉ

☆☆

流石に先輩方の中にお邪魔するのは…

🌟K

別に俺たちは気にしないけど…(笑)

🌟Y

あの…良かったらニコッ<スペースを開ける>

☆☆

ぁ…えっと…

🌟R

皆んなもこう言うとるし…な?

ジリジリと逃げ出す機会を無くした

僕は結局皆んなと

昼食を共にする事になった

これで距離が縮まったのだから

結果的には良かったんだけど

まぁ

昼食がサプリメントという点で

数分前までこちらに怯えていた

ゆう君がブチ切れた事は

また別のお話…

☆☆

…怖かったです

🌟Y

…ん?^^(圧)

☆☆

イイエ、ナンデモ

🌟K

…(ゆさん!?)

🌟K

…(弟が怖い…)

🌟R

…(絶対に怒らしたらあかんな…)

出会ってから直ぐに仲良くなれた

僕たちはずっと一緒に過ごすようになった

初めは先輩呼びしていた2人にも

自然と敬語が抜けて話せるようになった

心地よかった。生まれて初めての感覚

家も、学校も

何処にも居場所が無かった僕への

最初で最後の神様からのプレゼントが

この5人で過ごすという事だったのかな

楽しかったなぁ

ずっとずっと永遠に

夢でもいいから続いて欲しかった

どんな事をしたっけ

沢山あったよな

🌟K

ね‪”‬ぇぇ

🌟K

まぢで取れないんだけどッッ

🌟K

絶対おかしいってこれッ!!<台パン>

🌟R

やかましいわ💢

🌟R

耳元で喚めかんとってくれへん?

🌟K

…ん<景品を取る>

🌟K

ね‪”‬ぇ…なんで!?

🌟K

何でこたは取れるの!?

🌟R

ジブンとは格がちゃうねんでw

☆☆

ねね!ゆう君は?

🌟K

んー?

🌟K

なんか言った?

☆☆

いや、だからゆう君はって(笑)

🌟Y

ゆさんです!!

🌟K

いた!!

🌟Y

…?

☆☆

ごめんごめん

☆☆

何してたの~?

🌟Y

ん~?

🌟Y

バトル系のゲーム?

☆☆

…え?

🌟Y

…?

🌟K

あぁ…意外とゆさんゲーマーだからさ

🌟K

色々やるんだよねぇ(笑)

☆☆

ばとる?

☆☆

そのかわいらしいみためで?

🌟R

喋り方きもいで?

☆☆

ひど(笑)

🌟Y

ダメなの?( இ﹏இ )

🌟R

は?何ゆう君泣かせとるん?

☆☆

いやいや!ダメとは言ってない!!

☆☆

思う存分ぶっ倒してきてくださいッッ

🌟K

思う存分って(笑)

人は見た目じゃ分からないって

改めて教えてくれた

ゲーセン

🌟K

ギャァァァァァ

🌟K

ねぇ…ねぇッ

🌟K

今絶対物音したッ

🌟K

ガサッて言ったッッ!

🌟K

もうヤダッッ

🌟K

帰りたいッッ

🌟K

こたぁぁ…って

🌟K

…何をされてるの?

🌟K

イ・カ・メ・シ☆

🌟K

…もうイカ飯食べるな<ガチギレ>

🌟K

なんでよぉ(笑)

🌟R

SC何しとるん?

☆☆

また解散するのかな~(笑)

🌟Y

もう飽きたよねぇ

🌟Y

この流れ

🌟R

ゆう君が辛辣ッッ

🌟R

でもそこも可愛い

☆☆

…きも

🌟R

あ‪”‬ぁ?

☆☆

べーだ

🌟R

…チッ

☆☆

れるちが怖いよぉ

温度差が激しいSCに

喧嘩を繰り返す僕たちの

会話が繰り広げられる

心霊スポット

🌟Y

これは、、、くぁw背drftgyふじこlp;@:「」くぁw背drftgyふじこlp;@:「」

☆☆

…はい?

🌟Y

だからくぁw背drftgyふじこlp;@:「」くぁw背drftgyふじこlp;@:「」

🌟R

ごめん、れる達には異国語にしか聞こえへんねんけど

🌟R

一応数学やねんな?

🌟Y

うん

🌟K

まぁ中三の内容だしねぇ

🌟K

2年は分からなくても大丈夫だよぉ

🌟K

‪”2年は‪”‬<チラ見>

🌟K

…グッ<ダメージ10000%>

🌟Y

あはははは…<真顔>

🌟K

怖い怖いッッ

🌟R

くにお

🌟K

…なに((ボソッ…

🌟R

今回だけはお前についてやる

🌟R

1年経っても分かる気がせぇへん

☆☆

れるちに同じく~

🌟K

れるち~☆☆☆~( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)

☆☆

てか何でゆう君は3年の勉強出来るわけ?

🌟Y

何となく?

🌟Y

こったんに教科書見せてもらって…

🌟K

ゆう君は天才なのよ

🌟R

こったん意外とブラコン?

🌟K

ブランコ?

🌟R

天才すぎる同級生と

天然すぎる先輩に

驚かされた勉強会

🌟R

可愛ええなぁ!水くん

🌟R

どないしたらあんな声出るん?

🌟K

黄くんッッッ

🌟K

王子すぎでしょあの人ッッ

🌟K

紫ちゃんだ~

🌟K

ラップ上手すぎ(笑)

🌟Y

緑くん…

🌟Y

声綺麗…凄い✨

☆☆

赤くん声真似始めたんだけど(笑)

☆☆

ご本人さま???

🌟R

桃くんまた滑っとるわw

🌟K

そこも可愛いんだけどね?

🌟Y

絡みが尊い…

🌟K

リスナーさんも喜んでるね~

6色の色に染められる

ライブ会場

必死に自分の推しを

叫んだのもいい思い出

その他にもまだまだ

数えきれないくらいの

‪”‬楽しい‪”‬を

4人には経験させてもらった

それでも

そんな楽しい時間は

長くは続かない

その年強く舞った

雪ふぶきが

すべてを盗んでいってしまった

桜の花弁が舞う季節に入った

僕たちは3年に進級した

くにおとこったん

は卒業してもずっと仲良くしてくれていたし

ゆうくんともほぼ毎日話している

クラス替えはない学校だったから

れるとは同じクラスだった

それでも…いくら

自身の仲間が増えても

僕への虐めが無くなった訳では無い

周りも受験のストレスからか

殴る、蹴るなどの

暴力も加わり

よりエスカレートしていった

別に今更項目が追加されたって

面倒事が増える…という位の感覚

のはずだった

それでも

そうはいかない理由が

僕にはあった

目線の端に映る

弱弱しいれる

🌟R

う‪”‬‪…ッッ

クラスメイト

ウケるんだけどw

僕のせいで

虐めを受けることになったから。

僕が知らない間に

れるも虐めに誘われていたのに

断った挙句一緒に居ることが増えたからだそうだ

本当にれるは馬鹿。

合わせるだけ合わせておけばいいのに

それに体が弱いれるには

とんでもない負担だろう

それでも決して

僕を虐めることに

YESを言わないれるには

呆れながらも

本当にカッコイイと思った

僕のヒーローだった

それからまた半年後位だったかな

そろそろ互いの進路も決まって

みんなとの関わりが薄くなった時期に

今までずっと留守にしていた

母親が帰ってきた

そして僕を見た瞬間に

「10分後に再婚相手来るから」

とだけ告げ別室に入っていった

帰ってきて早々何をと思いつつも

来客用のスリッパをだし

綺麗な赤色の花瓶に

チグリジアの造花を挿し込む

花言葉の意味は

‪”‬私を助けて‪”‬

物でしか伝えることが出来ない

自分に嫌気がさす

言っていた通り

丁度10分後に再婚相手が家に来た

…その継父の子供が

れるだった

周りをざわめかす

サイレンの音で我に返る

☆☆

うそ…だろ

サイレンの音は段々と此方に

近づいてくる

何れはと覚悟はしていたが

まさかここまで早くとは

思わなかった

れるは…?れるはどうなるの?

日に日に病状が悪化している弟を

手放すことなんて出来ないよ

何が‪”‬兄‪”‬だ

助けられてばっかじゃん

それも

当時の友達を傷つけて

犯罪まで起こしてさ…

☆☆

ごめん…ごめんッッ

☆☆

れるち…ッッ

‪”‬れるち‪”‬久々に呼んだな

兄という立場になった途端

守らなきゃという使命感で

何故か呼び方を変えた僕

ごめんね、頼りない兄

いや、‪”‬真友‪”‬で

ドアが開く音がする

嗚呼…閉め忘れてたのかな

ダメダメだなぁ僕

れるちの事守らなきゃダメなのに

足音が近づいてくる

もう終わりだ

ごめんね

僕はそっと

れるちの手首に口付けをしてから

意識を手放した

この作品はいかがでしたか?

1,055

コメント

14

ユーザー

マジか…6話分…?! まず全消失は辛い……っ。 華のJKっ…!準備頑張れっ! あ、無理はせずでっ! てか今日も上手過ぎる…。 投稿ありがとうっ。

ユーザー

コノゴイリョクアルスゴイサクヒンガロクワモキエタラ自分タマッタモンジャナイ…() 土日のどっちかにはあれ出すから!! 絶対笑わせるっ!!(( ( ˙꒳​˙ )フムフム……関係性分かってきたけど分からん…() 無理ない程度に(๑ •̀ω•́)۶ファイト!! いや6話も消えたのに投稿出来る心のメンタル姉すげーよ……

ユーザー

誰かはある程度分かるようにしてこれをあえて公開してないこなみさん発想天才です👏✨️

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚