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マジか…6話分…?! まず全消失は辛い……っ。 華のJKっ…!準備頑張れっ! あ、無理はせずでっ! てか今日も上手過ぎる…。 投稿ありがとうっ。
コノゴイリョクアルスゴイサクヒンガロクワモキエタラ自分タマッタモンジャナイ…() 土日のどっちかにはあれ出すから!! 絶対笑わせるっ!!(( ( ˙꒳˙ )フムフム……関係性分かってきたけど分からん…() 無理ない程度に(๑ •̀ω•́)۶ファイト!! いや6話も消えたのに投稿出来る心のメンタル姉すげーよ……
誰かはある程度分かるようにしてこれをあえて公開してないこなみさん発想天才です👏✨️
薄暗かった空間に
一筋の光明が差し込む
薄らと見えるその先には
明るい髪色をした
少年3人が此方を伺っていた
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オレンジ色の髪をした少年と
紫色の髪をした少年がじゃれあう
そしてその様子を
可愛らしい笑みで見守る
緑髪の少年
○○
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緑髪の少年が尋ねる
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”おいッ”と現在の関係の僕なら
突っ込んでいる所だろうが
あの時は空気を崩さぬように
にこやかに時を済ませようとしていた
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だけど…
虚しくもその声は掻き消されたんだよな~…(笑)
○○
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この時からゆう君は
少し人に怯える様子を見せていた
それでもまだ、虐めは無かった頃だし
少なくとも今よりは
元気な様子を見せてくれていた。
…今思えば酷いこと言っちゃったな
虐め”なんかで”って
どれだけ辛いことなのかなんて
僕が1番分かっている筈なのに…
こったんは先程まで騒いでいた彼とは
別人と言えるほど爽やかな笑顔で
自己紹介をしてくれたっけ
頼れるお兄さん感は
今も昔も変わらないな
たまに話を聞いていない時あるけど
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くにおはこの頃から、The犬系男子だった
いつでも何処でも
僕みたいな変な後輩にも
愛想を振りまくし
とにかく当時は心配が
勝っていたことは覚えている
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ジリジリと逃げ出す機会を無くした
僕は結局皆んなと
昼食を共にする事になった
これで距離が縮まったのだから
結果的には良かったんだけど
まぁ
昼食がサプリメントという点で
数分前までこちらに怯えていた
ゆう君がブチ切れた事は
また別のお話…
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出会ってから直ぐに仲良くなれた
僕たちはずっと一緒に過ごすようになった
初めは先輩呼びしていた2人にも
自然と敬語が抜けて話せるようになった
心地よかった。生まれて初めての感覚
家も、学校も
何処にも居場所が無かった僕への
最初で最後の神様からのプレゼントが
この5人で過ごすという事だったのかな
楽しかったなぁ
ずっとずっと永遠に
夢でもいいから続いて欲しかった
どんな事をしたっけ
沢山あったよな
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人は見た目じゃ分からないって
改めて教えてくれた
ゲーセン
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温度差が激しいSCに
喧嘩を繰り返す僕たちの
会話が繰り広げられる
心霊スポット
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天才すぎる同級生と
天然すぎる先輩に
驚かされた勉強会
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6色の色に染められる
ライブ会場
必死に自分の推しを
叫んだのもいい思い出
その他にもまだまだ
数えきれないくらいの
”楽しい”を
4人には経験させてもらった
それでも
そんな楽しい時間は
長くは続かない
その年強く舞った
雪ふぶきが
すべてを盗んでいってしまった
桜の花弁が舞う季節に入った
僕たちは3年に進級した
くにおとこったん
は卒業してもずっと仲良くしてくれていたし
ゆうくんともほぼ毎日話している
クラス替えはない学校だったから
れるとは同じクラスだった
それでも…いくら
自身の仲間が増えても
僕への虐めが無くなった訳では無い
周りも受験のストレスからか
殴る、蹴るなどの
暴力も加わり
よりエスカレートしていった
別に今更項目が追加されたって
面倒事が増える…という位の感覚
のはずだった
それでも
そうはいかない理由が
僕にはあった
目線の端に映る
弱弱しいれる
🌟R
クラスメイト
僕のせいで
虐めを受けることになったから。
僕が知らない間に
れるも虐めに誘われていたのに
断った挙句一緒に居ることが増えたからだそうだ
本当にれるは馬鹿。
合わせるだけ合わせておけばいいのに
それに体が弱いれるには
とんでもない負担だろう
それでも決して
僕を虐めることに
YESを言わないれるには
呆れながらも
本当にカッコイイと思った
僕のヒーローだった
それからまた半年後位だったかな
そろそろ互いの進路も決まって
みんなとの関わりが薄くなった時期に
今までずっと留守にしていた
母親が帰ってきた
そして僕を見た瞬間に
「10分後に再婚相手来るから」
とだけ告げ別室に入っていった
帰ってきて早々何をと思いつつも
来客用のスリッパをだし
綺麗な赤色の花瓶に
チグリジアの造花を挿し込む
花言葉の意味は
”私を助けて”
物でしか伝えることが出来ない
自分に嫌気がさす
言っていた通り
丁度10分後に再婚相手が家に来た
…その継父の子供が
れるだった
周りをざわめかす
サイレンの音で我に返る
☆☆
サイレンの音は段々と此方に
近づいてくる
何れはと覚悟はしていたが
まさかここまで早くとは
思わなかった
れるは…?れるはどうなるの?
日に日に病状が悪化している弟を
手放すことなんて出来ないよ
何が”兄”だ
助けられてばっかじゃん
それも
当時の友達を傷つけて
犯罪まで起こしてさ…
☆☆
☆☆
”れるち”久々に呼んだな
兄という立場になった途端
守らなきゃという使命感で
何故か呼び方を変えた僕
ごめんね、頼りない兄
いや、”真友”で
ドアが開く音がする
嗚呼…閉め忘れてたのかな
ダメダメだなぁ僕
れるちの事守らなきゃダメなのに
足音が近づいてくる
もう終わりだ
ごめんね
僕はそっと
れるちの手首に口付けをしてから
意識を手放した