コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
りつは優しかった
俺がやらかした時もりつだけはいつも傍に居てくれた
立川
本田
本田
立川
立川
本田
本田
立川
本田
立川
りつは頭が良くて判断力に長けていて
本田
立川
本田
立川
本田
立川
責任感が強くて
本田
立川
本田
学校の皆からちやほやされてて
立川
俺はそんなりつが友達として好きだったしとても慕っていた
チリンチリン
本田
そんな事を考えながら自転車のベルを色々な壁に反響させながら歩行者に自分が居ることを知らせる
本田
そう言って将来の自分の人物像が確立しないまま塾に向かう
なんの為に勉学に励む必要があるんだと心の中で投げ掛けながら…
キィィ!
大切な何かを忘れた気がして自転車が時速0キロになる
本田
本田
本田
本田
本田
本田
キィィ
音がバレない程度に自転車を止めてみせた
今度は大切な何かを失いそうな気がして
立川
りつが居ると何故か安心する
本田
本田
齋藤
多瀬田
多瀬田
立川
りつが居ると本当心の奥底から安心する気がするんだ
立川
立川
理由は無くただ衝動が
本能が安心すると言ってくれている
立川
多瀬田
多瀬田
齋藤
立川
りつはその場でうずくまりながら惨い息を立てていた
立川
本田
齋藤
立川
本田
鈍い音が俺の耳まで届く
本田
眼孔が思いっきり開いた
何故か気持ちが悪い、喉の奥から酸の臭いが漂ってくる
頭の中が真っ白になる気がした
本田
本田
全部投げ捨ててやりたい気持ちになった
本田
りつのことは大好きだ
本田
本田
だから
本田
でも、逃げた
本田
本田
本田
本田
本田
俺はりつを裏切った気持ちになった、だが同時に
本田
本田
本田
本田
本田
本田
本田
本田
自分の行いの全てを肯定し騙すことに成功したのだ
本田
本田
本田
立川
本田
俺はりつの横に座った
本田
本田
立川
立川
本田
本田
本田
本田
俺はわざと聞いた
あたかも自分は知りませんよ、見てませんよと言わんばかりの演技を混じりて
俺はりつが殴られている瞬間を見てませんよと否定した
立川
本田
立川
本田
本田
立川
本田
立川
俺は自分の演技に悪意はないと思った
無視をしたのは悪かったけど、こうやって普通に接することがせめてもの報いだと感じていた。
だが
本田
洗面所から流れる水とは違い中々流れない心の違和感
本田
本田
バシャン!
本田
本田
本田
本田
父さん
本田
父さん
本田
その中々取れない違和感…
俺の中のその違和感がこの俺の行動に対して
猛烈に批判をしている気がした