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今回のサムネです
※こちらの作品はリクエストではありません
今日は快晴で、まだ春だというのに暑い 眩しいが、見上げてみると大きく広がった青空は綺麗だった
そんな光に照らされて、「眩しいw」なんて言いながら少しの笑いを溢している初兎ちゃんも綺麗だった
ほとけ
するっ、
初兎
初兎
ほとけ
ちゅっ
僕は我慢出来ずに、初兎ちゃんの唇にそっとキスをした
初兎
不意をつかれた初兎ちゃんは、口を塞ぎ固まって、素っ頓狂な声を出した 不覚にも笑ってしまった
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
初兎ちゃんの手を取り、恋人繋ぎをした 目的地まで、談笑しながらゆっくりと歩いた
楽しかった、ひたすらに幸せだった
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
僕は少ししおれてしまっていたライラックを拾い、じっと見つめた
初兎
ほとけ
初兎
キキーッ!!
ほとけ
初兎
音がした場所に目を向けようとした
ほとけ
ドンッ!!
すると、歩道にトラックが突っ込んできた 先ほどの音はどうやら急ブレーキをかける音だったよう
そのトラックは僕達に思い切り直撃
幸せな時間が、一気にガラガラと崩れていく感覚がした
ほとけ
ほとけ
ほとけ
血を吐きながら、必死に初兎ちゃんに手を伸ばす
ほとけ
すでに、僕も初兎ちゃんも顔は涙と鼻水と血でぐしゃぐしゃだ
そんな状態で倒れ込んでいる初兎ちゃんの手を握った
ほとけ
トラックに潰されて、ライラックの花びらは辺りに散ってしまっていた
あれ…僕、何してたんだっけ?
初兎
あっ!初兎ちゃん!
こんな所にいたんだ!初兎ちゃんはここ、どこかわかる?
僕、わかんなくてさ…
初兎
…?
初兎
初兎ちゃん?
初兎
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ガララッ
看護師
ほとけ
ほとけ
看護師
看護師
看護師さんによると、僕は1ヶ月程度意識を失っていたらしい そして、初兎ちゃんはすでに目を覚ましているそうだ
看護師
ほとけ
看護師
ほとけ
涙がぶわりと溢れてきた 名前を呼びながら初兎ちゃんの手を優しく握る
初兎
ほとけ
しかし、初兎ちゃんはきょとんとした目で僕を見つめていた
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
初兎ちゃんはあまりに頭を強く打ってしまった為、一部の記憶を忘れてしまったらしい その記憶が戻るかはわからないそうだ
数十分前に見た夢が、正夢だなんて思うはずもなかった
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
初兎
初兎
ほとけ
ぎゅっ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
ついさっきまではぎこちなかった初兎ちゃん しかし、段々と記憶がある時の初兎ちゃんが戻ってきている気がする
初兎
ほとけ
初兎
初兎
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
初兎
ほとけ
初兎
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
初兎
ちゅっ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
バタンッ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ちゅっ
ほとけ
ほとけ
あれ…?
なんでまたここに…?
全く同じ夢見ることなんてあるのかな…
い___く_
誰かの声…?
いむ__く__
低くて、安心する声が聞こえるような気がする…
誰かが泣きながら僕を呼んでる…?
起きて!!起きてや…!!
でも、誰だろう…
なんでだろ、わかんないや
『有栖初兎やで、よろしく!』
…あ、そうだ、初兎ちゃんだ
懐かしいなぁ、初対面でもお互いテンション高かったからすぐに仲良くなったんだっけ
それから僕が初兎ちゃんのこと本気で好きになって…初恋だったけど必死に好きになってもらえるように頑張ったっけな…
『君は…稲荷ほとけって言うんやね』 『あだ名かなんか付けたいなぁ〜…』 『せや、ほとけって漢字で書くとカタカナのイムやし、いむくんとかどう?』
…?
稲荷ほとけ…?
誰それ…?
ていうかそもそも、
"初兎ちゃん"って何?
ほとけ
初兎
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
窓際に置いてある花瓶には、綺麗なライラックが飾られていた
ライラックの花言葉
思い出、初恋
187タップお疲れ様でした!
皆様に伝わったかどうかはわかりませんが、この話は「実際に記憶がなくなってしまったのは水さんで、白さんが記憶喪失になってしまったというのは水さん自身が意識を失っている際に見ていた夢」という話です
それではまた次回の更新で!