なつは、意外にすぐ、目を覚ました。
みんなが帰った後
俺らは二人で話した。
暇72
最近すちはどう?
とか
暇72
早くみんなと遊びたいな。
とか。
まだ生きれる
そう思って話すなつをみて、
また涙が出そうになるのはなぜだろうか。
暇72
…ね、聞いてる?藍にぃ。
そう言えば、あれから、二人きりの時 俺のことを藍にぃと呼ぶようになった
しょうじき、嬉しい。
LAN
え、あぁ、聞いてるよ。
暇72
じゃあ今なんて話してたか当ててみてよ
LAN
え、…すちの話
暇72
ぶっぶー、こさめのはなしでした
そう言えば、なつはそっぽを向いたように布団に潜り込んだ。
部屋は静まり返る。
何も音がない。
その沈黙を切ろうと俺は口を開きかける
LAN
な、
暇72
…なぁ、藍にぃ?
布団に潜ったまま、彼は聞いてくる。
LAN
…なに?どした?
暇72
俺って、
暇72
あと何日の命?
LAN
…え…







