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シーナ・キャルメッド

(さて、どうしたもんかねぇ……)

リーナ・キャルメッド

シーナ?起きているの?

おっと唐突なお母様!?現状把握とりあえず把握したものの私は即座に対応出来るはずが無

シーナ・キャルメッド

起きておりますわよお母様!少々お待ちくださると嬉しいですわ〜!

リーナ・キャルメッド

そう?今日は久しぶりに殿下が帰ってきていますわよ。

シーナ・キャルメッド

それはとても嬉しいですわ!すぐに支度しますのでお待ち下さいませ!

いやぁー……

出来てしまったね

対応

まぁ一応全ルートコンプの廃課金勢だからねぇ…認めざるを得ないよね。 この"無駄な"対応力うんすごく無駄!! でも無駄が役立ったんだもんなぁ…

専属メイド

お嬢様、ご支度を。

シーナ・キャルメッド

ああ、そうね…まずはお風呂かしら、湯殿の準備をお願い出来る?

シーナ・キャルメッド

(って、これ日本の言い方だ湯殿って伝わらないよね!?)

専属メイド

了解致しました、ただいま準備致します。

シーナ・キャルメッド

…ぁ、ああ、よろしく頼むわね。

ぇえまさかの伝わるんだ、てかさっきから私日本語喋ってるもんね…てか皆日本語に聞こえるもんね。流石ゲームの世界と言ったところかもしれないわ……

シーナ・キャルメッド

(さて、とりあえずお風呂に行きますか……っと)

 

 

 

 

数分後

 

 

 

シーナ・キャルメッド

ふぅ、スッキリした……
やっぱり貴族となるとお風呂もおっきいのかぁ、いやぁ羨ましい限りだね。

シーナ・キャルメッド

って、もう私は貴族か。。

専属メイド

お嬢様、お着替えを。

シーナ・キャルメッド

そうよね、申し訳ないわゆっくりしちゃって。
すぐに着替え

専属メイド

ではお手伝いをさせて頂きます。

シーナ・キャルメッド

(あそっか、シーナは一応五大派閥のリーダー貴族のお嬢様だもんね…まぁ貴族って時点で使用人に任せるか。)

五大派閥とは この私、三井百合が転生した世界 乙女ゲーム「平民だって輝ける!」 の設定の1部である。 四大派閥と言う名の通り四つの派閥に別れている。 王族や皇族等の上位層全て、全てはカーストによって決まると言う昔に沿った意見を持つ " 赤派閥 " 貧困民〜上級貴族全ての国民を平等に扱うべきだと言う新たな意見を持つ " 青派閥 " 下級貴族〜上級貴族のカーストを廃止するべきだと言う限定的な意見を持つ " 黄派閥 " 大地は元々自然のものであり野生の動物達のものであった為動物達を尊重するべきだと言う斬新な意見を持つ " 緑派閥 " この世は神によって創られた故に全ては神の赴くままにと言う古くから伝わる強い信仰心を貫く意見を持った " 白派閥 "

シーナ・キャルメッド

(よりにもよってシーナは白派閥なのよね、神なんて信仰したことないのに…)

専属メイド

ではお嬢様、少し失礼致しますよ。

シーナ・キャルメッド

えっちょ、いつの間に…って、

シーナ・キャルメッド

あだだだだだだッ!!”腰がっ!腰がァッ!!!!”

専属メイド

お嬢様ッ!!淑女たるものいつ何時美しくあるのですよッ!!

そんなお貴族世界では当たり前な事をメイドに言われながら私は腰が折れそうになる程コルセットをキツく締められた。

シーナ・キャルメッド

っはぁ、は、はぁ…っ、きっつぅ……、

専属メイド

お疲れ様でした、お嬢様。
よくお似合いでございます。

シーナ・キャルメッド

そ、それは良かったわ…おほほ、ほほ……

シーナ・キャルメッド

それでは行きましょうか…戦場へ。

シーナ・キャルメッド

(お父様とお母様に会いに行くだけだけどね。)

そして私は重い自室の扉を開け、少しだけ指先を震わせながら食卓へと出向く。

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