この作品はいかがでしたか?
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IRO
IRO
IRO
IRO
IRO
???
なんだ?誰かの声が聞こえる
うるさいな静かにしろ
もう少し寝させてくれ
???
ドラケン
はっきりとした声に目が覚める
視界に入ってきたのは金の長めの髪に黒い瞳
体が重い
視界が安定してきてわかったのは
目の前にいるのはマイキーで、俺の体は雨でビショビショということ
手の甲に落ちてくる水滴は
俺の髪から滴っているのかそれとも額から流れ落ちているのかわからない
マイキーは自分が濡れるのも気にせず俺に傘をさしてくれている
それが申し訳なくて俺はマイキーの手を強引に押し退けた
ドラケン
ドラケン
マイキー
声を聞いたマイキーは眉をひそめてまた傘を差し出してきた
気にするなと言う前に温もりがやってくる
濡れている俺の体に重なるように
マイキーが抱きついてきていた
何してる。濡れるだろ
退かそうと思ったけど力のこもった無敵の男に敵うはずない
もう押し退けることはできない
諦めて受け入れることにした
マイキー
マイキー
ドラケン
ドラケン
マイキー
マイキー
確かにそうだと思った
マイキーに相談したところで誰かに言うようなやつじゃないから良かったはずなのに
ドラケン
この状態で家に帰ってもやることが増えるだけ
大人しくマイキーの家にお邪魔することにした
ドラケン
マイキー
ドラケン
否定できなくて言葉に詰まる
確かに今の俺だったら限界までここに居ただろう
マイキーが引っ張ってくれて助かったけど来なかったらと思うと
ほんの少しゾッとする
マイキー
マイキー
ガチャ...パタン🚪
ドラケン
ズルズルと壁にもたれかかり座り込む
ドラケン
自分の首筋を触る
......熱い
全身濡れて冷たいはずなのに頭部だけ暑くて重い
思考がまとまらない
迷惑を盛大にかけるかもしれないと理解した瞬間
体は俊敏でこの場を離れようとする
ドアノブに手をかけて力を入れる前にドアが開かれた
ドラケン
マイキーの手には洗面器、その中にはスポドリや冷えピタ、風邪薬など
今の俺の状況がわかってたかのような道具が揃っていた
マイキー
ドラケン
ドラケン
マイキー
マイキー
今更逃れられないと思って持ってきてくれたタオルを手に取る
結構な枚数持ってきてくれていたので何回かに分けて拭いていく
最後に髪を結っているゴムを取って頭をガシガシと拭き終わったところでソファに腰かけてそのまま横になる
マイキー
言われるがままベッドに移動する
夜遅いし、マイキーだって寝たいだろうに
でも今更逆らう気力もない
マイキー
マイキー
ドラケン
マイキー
マイキー
それを言われた瞬間、熱なんか関係なく飛び起きた
ドラケン
その反動で少し噎せる
マイキー
マイキーは背中を摩ってくれた
どうしてと言いたかったが何も言わずに戻っていくマイキーを見て何も聞くことができなかった
そのまま寝転んで少し考えるも眠気には勝てず、いつの間にか眠ってしまっていた
マイキー
チュンチュン🕊....ピピピ....🕊
ドラケン
ドラケン
ドラケン
ドラケン
額に貼ってある冷えピタはマイキーがしてくれたものだろうか
つくづく申し訳なく思う
しかしそのマイキーはこの部屋におらず、どこに行ったのかと部屋を見渡したり窓から外を見てみたりするがその姿は見当たらない
本人がいないため勝手に部屋から出ることもできない
???
IRO
IRO
IRO
IRO
IRO
コメント
21件
(´;ω;`)ウッ…マイキー、良い奴だな。゜(´∩ω∩`)゜。私もそんな友達が欲しい……というかマイキーも推しになったかも⁉️
最後の声は!もしかして..... 美味しい展開の予感!