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食人鬼としてフランスと同棲してから約2週間後、そこまで多くの量の血肉を欲する事は少なくなり、体も次第に慣れていって行った。
そんな最中……
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その日は、少々露出があった服なのもあって、日本にとっては我慢しがたかったようだ。そうして、手馴れた手つきで服を緩めると……
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そう言うと、躊躇もなくすぐに肩に噛みつき、そのまま血を吸うだけで肉は食べずにした。
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そして、リビングで1人になった日本はしばらく、ソファの上に座ったまま血塗れの口周りを拭い、周りを周りを見渡す
描かれてあった絵画、高級な置物や宝石のような物が沢山飾られている箱などがあった……それを見て日本は自身の手をゆっくりじっと見つめたあと、その場を後にしリビングの電気を消灯して出ていった
それから数日して、血だけの生活なのもあって、時折自身の手首の血まで飲み凌ごうとした毎日の中……日本から一通の通知が来た
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その時、｢トントン……｣と部屋のドアをノックする音が聞こえ、そこへフランスが現れた。服装は昨日より露出が少なめな方だが、家の普段着とは思えないほどだった。
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そう言って先程の事の顛末を簡単に説明した。
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そして約束の時間になり、メールで言われた場所へ日本は一人で行った。だが……時間になっても来ず、しばらくしていると……
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後ろから何者かが、薬を染み込ませたハンカチを日本の口元に強く当てて、日本を気絶させた……
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目覚めると、見知らぬ暗くて古そうな和風の室内に寝かされていて、手足を動かすと、自由は利くらしく拘束目的ではなさそうと考えたその矢先……
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その問いに対して中国は、クスクスと細めた目で口元を長い袖の手が出る部分で隠して不気味な笑みを浮かべた
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それは……｢お前は化け物だろ？｣という遠回しな言い方に聞こえた日本は、目を見開き、咄嗟に怯えて、体を小刻みに震え出した。
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と言った途端、日本の顎を持ちそのまま下へ引きずり、歯を見つめ眺めた。
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と言って、静かに抱きしめて見えぬ所でまた不気味な笑みを浮かばせていた
続く……
コメント
4件
続きありますか?あるなら待ってますね！
神過ぎて無理心臓爆発しそう好き最高かよ
