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今日からネコとの対決に向けて合宿!

この日をどれだけ待ち望んでいたことか!

影山

おしっ!

影山

いってきます!

烏野高校体育館

影山

(日向おせぇな…)

影山

(あんだけ張り切っといて寝坊か?)

その日の日向は珍しく時間ギリギリに来た。

日向

やっべっ…危なかったぁ…!

影山

(ったく何やってんだか…?)

影山がクスッと鼻で笑う

日向はこっちを向いて、ムッとした顔をする

影山

(かわいいな。)

影山にとって日向とは、宿敵であり、能力があるのに持ち腐れなのが腹ただしい男だった

だが今になって俺は日向のことを特別に思っている

多分あの時、『王様のトス』と呼ばれていたトスを気にせず、俺の言葉を信じて打ってくれたからだ。

今まで、そんなことしてくれる奴いなかったからな…

影山

(まだムカつくとこあるけど…)

影山

[じーっ]

日向

なんやかんやあって、今日の練習は終わった。

風呂上がり

影山

(暑いな)

影山

(ベランダでも行くか…。)

合宿所 ベランダ

影山

あ。

日向

ん?

日向

おう、影山どうしたんだ?

見れば日向がちょこんとベランダの椅子に腰をかけていた。

影山

いゃ、風呂上がりで暑かったから…

日向

そっか。

日向

……

影山

……

沈黙が続いていた時日向が以外なら言葉を言った。

日向

お前ってさ

日向

やっぱすごいよなぁ…。

影山

え…?

日向

今俺がコート上で、頑張れるのも影山のおかげなんだな…と思ってさ…

日向

俺は、影山みたいにズバ抜けた才能とか経験があるわけじゃない

日向

そんな俺に、『頂の景色』を見ることを可能にしてくれている影山のおかげなんだって…

日向

ありがとな、影山!

影山

…。

日向

日向

な、なんか自分で言うと恥ずかしいな!

日向は「えへへ」といわんばかりに照れている

影山

……

影山

影山

じゃぁさ、お礼として俺の言うこと1つ聞いてくれよ?

日向

え……?!

日向

やだよ。

影山

は?

日向

え、だって

日向

お前絶対、無理なやつとか大変なやつにすんじゃん…!

日向

ドSっぽいしっ!

影山

影山

いゃ、流石に厳しいのにはしないからさ。

影山

簡単なことだし。

日向

日向はしばらく考えてから

日向

分かった。

日向

ただし、簡単のにしてよ…?!

影山

あぁ、分かってる。

影山も少し考えてから言った。

影山

俺とキスしてくれよ?

影山

簡単なことだろ?

日向

日向

日向

日向

は?

日向

ん?

日向

大丈夫か?

日向

お前もしかして暑すぎたのか?部屋入って冷房つけてやるよ!うちわでも扇いでやるから!

影山

ちがう

影山

俺が日向と

影山

キスがしたいんだ

日向

……

影山

(流石に駄目かな…?)

日向

日向

分かった。

影山

影山

本当にいいのか?

日向

うん

影山

じゃぁ

影山は日向の唇にそっと近づいた

日向

日向

んぅ…

日向

ん。

日向

はあはぁ

影山

わ、悪い、大丈夫か?

日向

うん

日向

あのさ、

影山

ん?

日向

俺からもキスしてもいいかな?

影山

え?

影山

あ、うん別に、いいけど…

日向

じゃぁ。

影山

っ!

日向は舌を入れてきた

影山

(舌入れるのか!?)

影山

んっふぁ

影山

あっ。

影山

んっ

その瞬間に影山の唇から日向の唇は離れた

影山

ひ、日向…

見ると日向はクスッとこっちを見ながら笑っている

影山

っ…!

影山

(恥ずかしくて死にそう…!)

日向

影山

日向

合宿これからもよろしくな!

影山

影山

あぁ

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