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─泡沫─ 水面に出来る泡のこと 儚い出来事の例え ─東雲─ 東の空が明るくなる頃 ─瑠璃─ 古語でガラスのこと ─水母の骨─ ありえない物事の例え ─月の船─ 月を大空を渡る船に例えた ─寂寥─ 心満たされず、悲しいこと
満月の夜
俺が1番嫌いな日
君は泡沫の様に儚くきえていった
東雲頃
泣き腫らした目を開けても君は居ない
君は瑠璃のように割れ
水母の骨のような出来事を俺の身に起こして消えた
月の船が夜空を昇っていく
何度も何度も
世界は俺を苦しめる為にできている
──寂寥───