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海青

今回は10話となります!

海青

それではどうぞ!

数分後 休憩時間

不破 湊

はぁ〜…疲れた〜

甲斐田 晴

神社で働くって結構大変なんですね…

剣持 刀也

おみくじの番号多すぎでしょ…

加賀美 ハヤト

あはは、みなさんお疲れ様です

甲斐田 晴

社長なんでそんなにピンピンしてるんですか?

加賀美 ハヤト

私も少し疲れてはいますが……

剣持 刀也

やっぱゴr…んん゙、社長は体力があるんですね

加賀美 ハヤト

一瞬ゴリラと言おうとしてませんでしたか?

剣持 刀也

気のせいですよ

不破 湊

にゃはは〜

剣持 刀也

…あ、そういえば2人って掃除してる時社長のお父さんとなに話してたの?

加賀美 ハヤト

それ私も気になります

甲斐田 晴

社長のお父さんと?

剣持 刀也

なにか話してたから、ふわっちはあぁ言ったんでしょ?

不破 湊

そうっすね〜…ま、話すか

甲斐田 晴

実は僕ら初めに社長のお父さんから、社長とはどうかって聞かれたんですよ

数時間前 階段

甲斐田 晴

__え?社長とですか?

加賀美 父

えぇ、ハヤトが働き始めてから、あまり会ってなくてでしてね

加賀美 父

働いてる時はどんな感じなのかと思いまして

不破 湊

普通に楽しくやってますね

甲斐田 晴

それに社長は頼りになる人なので、いつも頼らせてもらってますよ

加賀美 父

そうなんですね

不破 湊

…でも、少し不安なところもありますね

加賀美 父

不安なところ…?

不破 湊

…社長、あまり俺らを頼ってくれないので全部自分で背負い込んでる気がするんです

甲斐田 晴

そのせいか、社長が"自分の存在"について周りを気にしてたことも知らなかったんです

加賀美 父

自分の、存在を……

甲斐田 晴

はい…社長はなんで自分の存在を気にしてたのかは、まだ分かりませんが……

加賀美 父

その話をされた時に聞いてないんですか?

不破 湊

俺らも俺らでその事でいっぱいいっぱいだったんで(苦笑)

甲斐田 晴

でも、社長がいつもの感じに戻ってくれて良かったですね!

不破 湊

そうやな、もうあんなことを思わせなくて済むからな

加賀美 父

あんなこと、とは?

不破 湊

仕事の帰りの交差点で、ちょうど社長を見かけてすぐ隣をとおりすぎたんすよ

不破 湊

その時、社長が独り言でこう言ってたんすよ

不破 湊

"俺はもうこの世界にですら存在してはならない存在"……と

加賀美 父

…!

甲斐田 晴

不破さんから聞いた時、社長が本当に俺って言ってたのか疑問になりましたけどねw

不破 湊

ま、社長でも、もちさんのように俺って言ってまうことはあるやろw

甲斐田 晴

そうですね

加賀美 父

………

甲斐田 晴

…お父さん?大丈夫ですか?

加賀美 父

…少し昔話をしてもいいですか?

不破 湊

あ、はい。いいですよ

甲斐田 晴

僕も大丈夫です!

加賀美 父

ありがとうございます

加賀美 父

……ハヤトは小さい頃、カードゲーム好きのただただ平凡な少年でした

加賀美 父

私はハヤトが生まれた時から、この神社で働いてました

加賀美 父

私は父から受け継いだこの神社が大好きでした

加賀美 父

けれどいつか、この神社も他の人に継いでもらわなければならない…

加賀美 父

そこで私はハヤトにこの神社を受け継いでもらおうと思い、ハヤトに色々と教えてました

加賀美 父

ですけど、時代も時代でハヤトにはその想いが伝わらず…自分には継げないと言われたんです

甲斐田 晴

それは…悲しいですね

加賀美 父

はい…悲しみのあまり……私は……っ

不破 湊

だ、大丈夫っすか?

加賀美 父

あ…はい、大丈夫です

加賀美 父

…確かにあの時は悲しかったです……

加賀美 父

ですけど今は、ハヤトが楽しくやれてると分かったので良かったと思います

不破 湊

…いいお父さんですね

加賀美 父

あははっ、ありがとうございます

加賀美 父

けれど私は本当に、ハヤトから良いお父さんだと思われてるんでしょうか…?

甲斐田 晴

大丈夫です!絶対思ってるはずですよ!

不破 湊

そうっすよ!社長にとんでもないことをしてなければ大丈夫っすよ!

甲斐田 晴

アニキ一言多いですよ!

加賀美 父

あははっw励ましの言葉ありがとうございます

不破 湊

__って感じっすね

剣持 刀也

なるほどね。確かに良いお父さんだね

甲斐田 晴

あ、そうだ社長

加賀美 ハヤト

なんですか?

甲斐田 晴

社長が継げないって言った後お父さんとはどうだったんですか?

加賀美 ハヤト

え……?

不破 湊

そういや社長のお父さん、あんなことをって言ってたよな…

甲斐田 晴

そうなんですよ!僕、そこがずっと気になってて……

加賀美 ハヤト

え、えっと…

剣持 刀也

社長、また隠し事するんですか……?

加賀美 ハヤト

うっ…わ、分かりました、話します

加賀美 ハヤト

…実はあの後、お父さんに言われたんです

加賀美ハヤト/父

__神社を継がないお前の存在なんかいらない

加賀美 父

だろう…?

加賀美 ハヤト

ぇ……?お、お父さん…?

剣持 刀也

そっ、それは…本当に、社長のお父さんが……?

加賀美 父

……はい

甲斐田 晴

でも、なんでそんなことを…?

加賀美 父

継げないと言われた悲しみと、これからどうしようという焦りで…言ってしまったんです

加賀美 父

昔__私が父にそう言われたように

加賀美 ハヤト

え…祖父が?

加賀美 父

あぁ、祖父はここを私にどうしても継いでほしかったんだろう

加賀美 父

…その時は私も、あの時のハヤトと同じ気持ちだった

加賀美 父

なのに…私はハヤトにあんなことを言ってしまった……

加賀美 ハヤト

………

加賀美 父

でも、良かったよ

加賀美 父

ハヤトが必死に抵抗して自分の好きなことをすることができてて

加賀美 ハヤト

…!お父さん…

加賀美 父

あの時は、あんなことを言ってしまって本当にすまなかった

加賀美 ハヤト

!?そ、そんな、顔を上げてください!

加賀美 父

いや、ハヤトが許してくれるまで私はずっとこうしてる

加賀美 ハヤト

…!?……いい、ですよ

加賀美 ハヤト

私も、お父さんのことをなにも知らず…すみませんでした……

加賀美 父

…あぁ

加賀美 父

これからも頑張れよ、ハヤト

加賀美 ハヤト

…!はい!

甲斐田/剣持/不破

………(嬉笑)

加賀美 ハヤト

なっ…なんですか、ニヤニヤして……

不破 湊

いや〜…な?

甲斐田 晴

えへへ、ふふふ

剣持 刀也

本当に良かったですね〜?社長〜

加賀美 ハヤト

私をからかいたいんですか!?

剣持 刀也

わ〜ゴリラが怒った〜

加賀美 ハヤト

今はっきりと言いましたよね!?

甲斐田 晴

あははwwwもちさんどんま〜いww

加賀美 ハヤト

大丈夫です、お2人も一緒にやりますので安心してください

甲斐田 晴

え゙っ←

不破 湊

にゃはは、それは全然安心できひんな〜

剣持 刀也

ふわっちはなんでそんなに余裕そうなの

不破 湊

最後ぐらい笑った方がええかな〜って

甲斐田 晴

そっちの方が逆に怖いんだけど!?

加賀美 ハヤト

大丈夫です、完全にやりはしないので

甲斐田 晴

さらに怖さが増した!?

不破 湊

甲斐田さっきからうるさいぞ

剣持 刀也

そうですよ

加賀美 ハヤト

神社なので少しはお静かに

甲斐田 晴

僕のせい!?

加賀美/剣持/不破

wwwwwwwww

加賀美 父

………(嬉笑)

海青

それでは次回!

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