小さい女の子
あれ?
小さい女の子
なんでこんな所に、
小さい女の子
”人間”がいるの?
小さい女の子
あっ、
小さい女の子
早く逃げた方が
いいよ!
いいよ!
小さい女の子
じゃないと
小さい女の子
何故か怖い話されるからww
見知らぬ女
なにが?
小さい女の子
やばっ!
見知らぬ女
ん?
見知らぬ女
人間?
見知らぬ女
なるほど
見知らぬ女
今から君には
小さい女の子
怖い話をきいてもらうよ。
男
子供の頃の話
男
当時僕は2階建ての借家に住んでいた
男
両親共働きで、母親も日中仕事をしていたから
男
僕が帰って来ても誰も居ないことが多かった
男
ある日のこと
男
その日は学校から帰ることが遅く
男
家に着いた時は夕方だった
男
家の中は暗い
男
でもこの時間だから
男
お母さんが、帰って来てる可能性は無くはない
男
念の為
男
「お母さーん?」
男
と、呼びかけてみると
男
2階から
男
「はぁーい」
男
と、小さな声で
男
帰ってきた
男
(あれ?)
男
(お母さんもう帰って来てる?)
男
もう一度呼んでみた
男
「はぁーい」
男
と、返事が聞こえる
男
気のせいではないようだ
男
僕が2階へあがって
男
もう一度母を呼ぶと
男
奥の部屋から
男
「はぁーい」
男
と、聞こえる
男
妙な胸騒ぎがする
男
でも、母に会いたい気持ちが強く、
男
僕はゆっくりと、奥の部屋に近づいた
男
その時
男
「けいたー?」
男
「帰ってきてるー?」
男
と、言う明るい声が玄関から聞こえてくる
男
その声を聞き
男
元気になった僕は
男
急いで玄関へ向かう
小さい女の子
今回は簡単ね
見知らぬ女
ええ、
見知らぬ女
あらら?
見知らぬ女
怖くて
見知らぬ女
帰れないかしら?
小さい女の子
そう言うこと言わない!
小さい女の子
ごめんね?
見知らぬ女
ごめんなさい、
小さい女の子
意味が分かったら、
見知らぬ女
コメントにお書きください
見知らぬ女
さようなら
小さい女の子
じゃあね!