本当にテレビにも雑誌にも何も乗っていなかった
岬さんのおかげだと思う
そうするって言ってたから
千里と零治の事件を知っているのは俺たちバレー部と岬さんだけだ
あの後結局俺たちは千里と卒業できなかった
毎日通って頑張っては見た
けど、………ダメだった
壊れた心はそう簡単には戻らなかった
想像よりもずっと、ずっと……
壊れた心を戻すのは難しいものだったんだ
救えたかもしれないのに救えなかったんだ
そんなやるせなさによって
何もやる気が出なくなってしまう
でも、
でも、!
俺たちは前を向かないといけない
それが、千里が望んだことだから……
また本当の笑顔で笑える日が来るように
何年だって
何十年だって待ってるよ
俺らの大事なマネージャー
こちらはバトエンです
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