主
主
vox
Ike
今日は一日中オフで、映画鑑賞などで暇を潰していた。
たまにはこういう日も悪くないな。
そう紅茶を片手に考えていたが、やはり暇だ。
何か人肌に触れたい。
キラーンと効果音が鳴りそうなほど真剣な顔で、私はそう考えて唸った。
vox
誰かオフの人物は居ないだろうか。出来れば同性が良いが…。
ピーンポーン
vox
そう考えていた矢先、インターホンが部屋に鳴り響く。
今日訪ねてくる人は居ないはずなのだが。
そう不思議に思いながら、カメラの元へ向かう。
vox
カメラに映っていたのは親しい彼だった。
Ike
いや、1度冷静になろう。
vox
…なぜアイクが居るんだ…??
困惑した頭をフル回転させてから、
いやむしろ好都合じゃないか。
そう考えて玄関へと向かった。
Ike
Ike
vox
vox
vox
彼へそう問いかけると、大したことじゃないよと笑って答えてくれた。
Ike
Ike
Ike
目を輝かせて言う彼に口角を上げて答えた。
vox
vox
Ike
vox
Ike
Ike
vox
彼はさっきから手に紙の箱を持っていた。
なんだろうと思ったが、彼から話すのを待っていたのだ。
Ike
vox
子どものように明るく話す彼に薄く笑いながら、手元は動かした。
紅茶を机に置いて、椅子に腰を下ろす。
Ike
vox
Ike
vox
Ike
Ike
vox
Ike
フォークを止めて少しだけ頬を染める彼に微笑んだ。
vox
Ike
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