生きる日帝

皆様こんにちは/こんばんは

今回は病んでるにて様をかきます

上手くできるよう頑張ります

では行きましょう

俺は、炎の海の中で兄弟を探していた

家、防空壕、戦車、全て探したがいない。

最後に崖に着いた。

そこには、全身が焼きただれた海が居た。

見たところ、右腕と喉が潰れている。

いわないでくれよ

どうか、空と幸せに生きて

それだけ言うと、海は最後の力を振り絞り、帽子だけを脱いで自ら崖に落ちた。

俺は海の帽子を胸にしまい、

空の元へ走る

なぁ

なんでこんなに

大事な人ばかりが死んでしまうの？

“痛い”

喉の奥が焼けるみたいだ

嘘だけど

走る

はしる

はし

空は

米国に銃を打たれて死んだ

手が震えて止まらない

静かに刀を抜く

ひんやりと首筋に当たる冷たい刃は

陸だけが生きていることを感じさせるには十分だった

ブチｯ

首の傷が“痛む”

嘘つくなよ

ここはどこだ？

俺は死んだんじゃないのか？

戦争は終わったのか？

海と空は無事？

なんで

俺だけが生きてる？

汗が頬を伝う

誰だ？

兄さん？

俺に弟はいない

いるのは海と空という兄だけだ

いしきが

もうろうとする

へんじができない

笑顔が眩しい

懐かしい

そうだ

この国は空に似てるのか

どういうことだ？

な訳ない

俺は大日本帝国陸軍

そして海軍と空軍の弟だ

さっきまで米国と戦争をしていた

米を見たのはいつぶりだ？

米があるということは戦争は終わったのだな

頂きます

この味

懐かしい

海兄ちゃんのおにぎりの味

なんで？

なんでこんなにも二人がよぎる

ピーンポーン

ピンポンピンポンピンポーン

この声

神経を逆撫でするような

正直米国は今すぐ殺したい程憎い

あれ

しかいが

ザーｯ、ザザ

視界が火の海に変わる

あの時と同じ

やめて

やめて

ごめんなさい

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい

だからいわないで

いわないで

死にたい

海と空に会いたい

兄さんは

昔から

何かを隠しているようだった

いつも慎重で

ふんわりとやさしくて

けどずっと裏に何かあった

たまに兄さんは魘される

ただただ

“ごめんなさい”

の繰り返し

何があったの？

大丈夫？

兄さんが心配なんだよ

教えて欲しい

そういえば

私には親の記憶が無い

最初から兄さんが育ててくれてるから

兄さんには傷がある

ムチで叩かれたような痣

焼け跡

兄さんは寝る時に電気を消さない

なんでだっけ？

かくれんぼをする時は

絶対にクローゼットや狭くて暗いところには入らない

なんでだっけ？

ふと、兄さんの頭に手を乗せようとする

兄さんのこと

もっと知らないといけない気がした

皆様お疲れ様でした！

今回はここまでで終わりです

短くてすみません💦

投稿頻度遅いですが

また見ていただけるとありがたいです！