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今日から私は高校2年生になる。

母と父は離婚していて去年の3月、 母と妹と私の3人でこの町に 越してきた。

妹は私と違う高校に通っているが 学校には行かず、夜遅くまで家に 帰ってこない。 世間で言ういわゆる 不良というものだ。

私はこれ以上、母には苦労を かけたくなかったので 中学で受験しこの夢乃坂高校に 入学した。 夢乃坂高校は中間一貫校で、 中学からあがる子が多く 私は今日まで友達などできなかった。 その代わり、必死に勉強をして 成績は学年1位。 人並み以上に努力はしている方だと私は思っている。

校長先生

え〜近年地球温暖化が進んできていますが、皆さんは・・・

校長先生の長い雑談が終わり、 生徒会長が舞台に上がってくると気だるそうな雰囲気が一変し女子たちがざわめき始める。

??

今年、新しく生徒会長になりました。
パクジミンです。これから誠意を持ってこの学校をよりよく、皆さんが過ごしやすい環境を作っていきたいと思っています。よろしくお願いします。

いかにも、生徒会長らしい挨拶をするとお辞儀をして舞台裏に戻っていった。

校長先生

えー次に、2年B組に入る転校生を紹介する。

舞台に上がってきたのはいかにも女子が好きそうな顔立ちの男子だった。

??

チョンジョングクです。これからよろしくお願いします。

その言葉だけ言い放ってチョンジョングクという人は舞台裏へと戻っていった。

教室へ戻ると女子達が転校生の話をしていた。

女子1

てか、うちのクラスに転校生くるなんて聞いてないんだけど‪‪w

女子2

でもめっちゃかっこよくなかった?

女子3

かっこよかったけど、私はジミン様かなぁ

そんな話をなんとなくきいているとチャイムが鳴り先生が入ってきた。

担任

全員すわれー、朝の会で校長先生が言ってたように、このクラスに転校生がきます、グクー入ってこい

先生が呼ぶと、前の扉が開いて入ってくる。

担任

じゃあグク、自己紹介よろしく、

グク

はい、チョンジョングクといいます。
仲良くしてもらえれば嬉しいです。
これからよろしくお願いします。

担任

はい、グクにはあそこの席に座ってもらおうかな

先生が指さしたのは私の隣の席だ。 私の席は窓際の1番後ろで隣は空席、結構愛用していたのだが、この時点でもう決まってしまったみたいだ。

1時間目のホームルームが終わると女子たちが隣の席に集まっている。

女子2

次の実験のペア一緒に組まない?

女子1

えー私と組もー

チラッと横を見てみるとグクという人と目が合う。

私は焦って目を逸らし、急いで実験室に行こうとすると、1人の女子に押されてしまい床に倒れてしまった。

〇〇

イッタッ

グク

大丈夫?

〇〇

あ、うん、大丈夫、ありがとう、

グク

ねぇ君、もし良かったら実験のペア組まない?

〇〇

え、あの、ごめんなs

グク

じゃあ行こっか

〇〇

、は?

女子たちの視線が冷たい中、彼は無理やり私の腕を引っ張って実験室まで走り出した。

〇〇

ちょっ、ちょっと、!

実験室に着くとようやく手を離してくれた。

〇〇

ちょっと!なにするんですか!

〇〇

女子達の誘いを断る為に私を利用しないでください!あと、タメ口だし!

グク

いいじゃん、てか、あれでしょ?友達いなくて今日の実験も1人、みたいな感じだよね?‪w

痛いところをつかれてしまった、、

〇〇

、な、なんでそんなことあなたに分かるんですか!

グク

え?だって教室でも1人だったし、実験室へも1人でい行こうとしてたじゃん?w

〇〇

、、、

グク

なら、俺も困ってたし、君も、一緒の方がいいでしょ

そう言うと彼はまた私の腕を掴んで実験室の中へ入っていく。

〇〇

ちょっ、

理科の先生

お!〇〇!

理科の先生

、えっとー、君はグク君かな?

グク

はい!

さっきまで私を嘲笑うかのように笑っていた彼は先生に愛想のある笑顔を向けていた。 私にはそれが嘘笑いにしか見えなかった。

理科の先生

〇〇!良かったじゃないか!

〇〇

え、なにがでしょう、

理科の先生

グク君がペアなんだろ?

グク

はい!

理科の先生

なら、良かったよ、てっきり先生、〇〇は友達がいないのかと、

〇〇

(やばい、この状況でペアじゃないとか言い難いな、、どうしよう、、)

グク

大丈夫ですよ先生!僕これからもずっとペアでいますから彼女が1人になることはないですよ!

〇〇

は?

理科の先生

良かった、良かった、、

〇〇

(この状況じゃもう無理だな、仕方ない、この人とペアになるか、、)

〇〇

じゃあ座りましょう、グクさん

グク

そうだね!

理科の先生

じゃあ先生、準備してくるな、

グク

はい!

先生が去っていくと私はため息をもらした。

グク

なぁ、お前、名前なんつーの?

〇〇

ミン〇〇です

グク

喋りにくいからタメで喋れよ‪

〇〇

分かりました

〇〇

じゃあ言わせてもらうけど、先生との態度違いすぎてこっちが引くわ!

私が喋りだし、驚いたのか面白いのか知らないが彼は突然笑いだした。

グク

そっちの方がいいじゃん‪w

〇〇

お褒め頂きありがとうございます!
チョンジョングクさん!

グク

グクって呼べよ‪‪

〇〇

嫌です。

グク

呼べ!ほら!呼べー!

彼は私の頬をつまんできた。

〇〇

ちょっ、いらい!

〇〇

わかった!わかったから!

そう言うと彼は手を離してくれた

〇〇

…グク、、

グク

それでよし

私たちがそんな話をしている間にクラスメイト達は集まってきた。

全員が席に着いたところでちょうどよくチャイムがなった。

ドSな彼との恋愛模様

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