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場地さんと付き合って1週間が経った
千冬
…ふふっ
吉田
お、千冬超ご機嫌じゃん
千冬
まぁな！
吉田
また「場地さん」か？
千冬
う、うるせーよ！
吉田
はいはい
吉田
そろそろ千冬も場地さん離れしろよ〜？
千冬
むり
吉田
てかさっき場地くん女子に告白？されてたぞ
千冬
…え
千冬
まじかすげーな
さすが場地さん…
やっぱ女にモテるんだな…かっけー！
吉田
…いーの？
千冬
あ？
千冬
なにが？
吉田
場地さんがモテて
千冬
…だから？
吉田
彼女できたら千冬に構ってくれなくなるぞ
千冬
…え
いや、いやいや、！
今場地さんの恋人は俺だし？
大丈夫に決まって…
決まって…
決ま…ってるのか、？！
千冬
…
吉田
千冬、どーした？
そうだよ…
よく考えたら今の俺はただの罰ゲーム
場地さんは優しさで恋人ごっこをしてくれてるだけだろ、？！
吉田
おーい、千冬
もしかしたら今すぐ捨てられるかもしれねぇ！！
場地さんモテるし仕方ねー…よな、
吉田
おい、金髪野郎
千冬
あ？
吉田
なんでここだけ反応するんだよ！？
千冬
それより！！
吉田
え？
千冬
場地さんが告白されてる場所ってどこ？
吉田
…屋上だけど
千冬
わかった、じゃーな！！
吉田
はっや…
千冬
…！
ドアの隙間から覗く
千冬
居た！
場地
〜〜
女の子
〜〜、
千冬
き、聞こえねぇ…
さらに耳を集中させて聴く
場地
ごめん、俺好きなやついるから
女の子
…そっか、
千冬
…え
場地さん…好きな人いたのか、？！
女の子
…ごめん、もう行くね…聞いてくれてありがとう、
場地
…おう
女の子が泣きながら勢いよくドアを開けて千冬に気付かずに走り去っていく
場地
…あー
しばらくして場地さんもドアを開ける
千冬
あ
場地
あ？
場地
千冬？何してんだ
千冬
ば、場地さん、！！
千冬
い、いえ！！！
千冬
早く帰りましょ！！
場地
おー
千冬
…あの
場地
あ？
千冬
さっきの告白…実は聞いてたんです
場地
ストーカーかよ
千冬
違います！！
場地
ジョーダンだワ
場地
で？
千冬
…場地さん、好きな人いたんすね…
場地
…あ？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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