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もくもくもくもく(旧nono)
19
あみ
START
千切豹馬
國神錬介
國神の愛は俺だけにください
ブルーロックに来てから。俺にとって國神錬介はただの仲間だった。
正義感が強くて
誰にでも優しくて馬鹿みたいに優しい
別に特別興味があったわけじゃない。
……あの日までは。
千切豹馬
試合が終わった後
俺は誰もいない通路で一人座り込んでいた
國神錬介
聞き慣れた声に顔を上げる そこにいたのは、國神だった。
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
本当は少しだけ無理していた。
でも…
誰かに心配されるほどないと思っていた。
國神錬介
千切豹馬
そう言ったのに。
國神錬介
そう言って。
当たり前みたいに、俺に手を差し出した。
その瞬間
なぜか。 胸の奥が、少し苦しくなった。
千切豹馬
ただ、手を差し出されただけだ。 ただ、心配されただけだ。 それなのに。 その手から目を離せなかった。
國神錬介
千切豹馬
俺は、ゆっくりその手を取った。
一瞬。
國神の手の温かさが伝わってきた。
千切豹馬
それだけ。 それだけのはずなのに。 その日から。 俺は、國神を目で追うようになった。 誰と話しているのか。 誰に笑っているのか。 どこにいるのか。
気づけば、探していた。
そして…
國神が誰かと楽しそうに笑っているのを見たとき。
國神錬介
潔世一
蜂楽廻
千切豹馬
國神錬介
潔世一
胸の奥に。 初めて、知らない感情が生まれた。
千切豹馬
なんで、そんなに。 そいつに笑いかけるんだよ。
千切豹馬
その笑顔は。 俺だけに向けてほしいなんて。 まだ、このときの俺は。 知るはずもなかった。
國神錬介
名前を呼ばれて。 俺は、はっと顔を上げた。
千切豹馬
國神錬介
優しく笑う國神。
まただ。 胸が、うるさい。
千切豹馬
その日。 俺はきっと。
國神錬介に、恋をした。
俺の世界は。 少しずつ、國神でいっぱいになっていった。
あみ