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さも @ にょ だ にょ
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あみ
あみ
それではキックオフです!
國神の愛は俺だけにください
あの日から。 俺は、國神を目で追うようになった。 自分でも理由は分からない。
練習中。 休憩中。 食事の時間。
気づけば。
千切豹馬
國神錬介
その姿を探している。
名前を呼べば。 國神はいつも振り返ってくれる。
それだけで。 胸の奥が少しだけ嬉しくなる。
……本当に、どうかしてる。
潔世一
遠くから、仲間の声が聞こえた。 俺は何気なく、その方向を見る。
千切豹馬
潔世一
國神錬介
潔世一
國神錬介
蜂楽廻
國神が笑った。 楽しそうに。 俺以外の誰かに。
千切豹馬
別に。 それだけだ。
國神には國神の友達がいる。 俺が何か言うことじゃない。
そう思って。 俺はその場を通り過ぎようとした。
國神錬介
……なのに。
名前を呼ばれて。 足が止まった。
國神錬介
國神が、俺を見ている。
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
当たり前みたいに言う國神。 その言葉だけで。
さっきまで胸にあった、嫌な感情が。
少しだけ消えた。
千切豹馬
國神錬介
嬉しそうに笑う國神。
千切豹馬
食事の時間。
國神は、相変わらず楽しそうだった。
仲間と話して。 笑って。
たまに俺の名前を呼ぶ。
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
そんな。 どうでもいい会話。
それなのに。 俺は嫌いじゃなかった。
むしろ。 こうして國神の隣にいる時間が…
俺は、好きだった。
潔世一
そのとき。 向かいにいた仲間(潔)が、國神の肩を軽く叩いた。
潔世一
國神錬介
潔世一
蜂楽廻
千切豹馬
楽しそうな声。 國神の笑顔。
……また。
胸の奥が、少しだけ痛くなった。
さっきから。 なんなんだよ、この感情。
國神が笑っているだけだ
千切豹馬
ただ。
俺以外の誰かと。 楽しそうにしているだけ。
それなのに
千切豹馬
気づけば。
俺は、國神の横顔を見つめていた。
もし。 俺がいなくても。
國神は、こんなふうに笑うんだろうか。
俺じゃなくても。 誰とでも。
國神錬介
突然。 國神と目が合った。
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
そう言って。 國神はまた笑った。
その笑顔を見て。 また胸が苦しくなる。
千切豹馬
千切豹馬
千切豹馬
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
一瞬。 周りが静かになった気がした。
國神錬介
千切豹馬
自分で言ってから。
少しだけ後悔した。 何を言ってるんだ、俺。
國神は誰と帰ろうが自由だ
そんなこと。 分かっているのに。
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
國神は。 何でもないことのように言った。
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
その瞬間。
胸の奥が。 今までとは違う音を立てた。
嬉しい。
……俺は、今。 嬉しいんだ。
國神が。 俺を選んでくれたことが。
たまらなく。 嬉しい。
その日の帰り道。
國神は俺の隣を歩いていた。
いつもと同じ。 ただ、それだけのこと。
それなのに。 俺は何度も隣を確認した。
本当にいる。 俺の隣に。
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
國神が笑う。
俺は。 その笑顔を見て。
思った。 このまま。
“ずっと隣にいてくれたらいいのに。”
“誰かのところへ行かないで。”
誰かに。
こんなふうに笑わないで。
千切豹馬
そこで。 ようやく気づいた。
さっきから胸の奥にあった。 あの嫌な感情の正体に。
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
口に出すことなんてできなかった。
だって。 認めてしまったら。
もう。 今までと同じには戻れない気がしたから。
でも。 もう遅かった。
國神が誰かと笑っているのを見て。 胸が苦しくなった。
俺以外の誰かの隣にいるのが。 嫌だった。
あみ